老人ホーム・介護施設の相談員｜藤井相談員

高い傾聴力でご家族様・ご本人様の人生と
二人三脚で歩む施設探し

笑がおで介護紹介センター、大阪・兵庫エリアを主に担当する藤井です。
老人ホーム・介護施設の現場経験や相談員としての活動は13年目を迎えます。お客様がご入居に至った際にいただける、「ありがとう」「ここに入居して良かった」の言葉をやりがいに、日々施設紹介を行っています。ご依頼いただくお客様の中には、介護施設の右も左も分からないという方もいらっしゃいます。そのため、一つひとつ丁寧にお話しして理解してもらうことを大切にしています。お客様の立場になって、お一人おひとりに寄り添うコミュニケーションを取っていますね。

コミュニケーションと熱意で
身寄りのいないお客様でも希望をもっていただけるようご対応

ひと家族ひと家族様の人生を一緒に考えられることが相談員の魅力だと思っています。
お客様と同じ方向を向いて、ご入居というゴールに二人三脚で進んで行けることは、何よりも充実感があります。日々、金銭的に困っている方の生活保護のご相談や、身寄りのないお客様からの手続きの不安など、さまざまなご相談をいただきます。私はどんな境遇のお客様であっても、希望をお持ちいただけるよう丁寧にヒアリングを行い、最善策を一緒に見つけられるようにしています。特に個人的な相談を受けて、お話しする中で親族間の揉め事や金銭的な問題などの繊細な部分に対してもお役に立てることにやりがいを感じますね。

印象的なご相談エピソード

身寄りのいない、精神病をお持ちのお客様を担当したことが心に残っています。
その方は、被害妄想が激しく、家にずっと引きこもっていらっしゃいました。本来、ヘルパーさんやケアマネージャーさんの介護サービスが介入するはずですが、誰ひとり家に入ることができず、近隣住民の方からもクレームが募る日々でした。
担当のきっかけは地域包括支援センターの方から、「ご本人様にサービスを提供したいけれど、なかなかお話ができない。ご本人様も生活に困っているようなので、ぜひ声を聞いてあげてほしい。」とご依頼いただいたことでした。
まずは、週4〜5回家を尋ねて顔を覚えてもらうことから始めました。お電話がお好きな方だったので、1日に朝・昼・晩とお電話もさせていただきました。 「今日は何しているの？」や「夜ご飯は何を食べたの？」など、たわいない会話を積み重ね、2〜3ヶ月ほど自宅訪問とお電話でのコミュニケーションを続けた結果、ようやくご本人様のお宅に上がらせていただけるようになりました。当時、ご本人様は生活にかなり困っておられたので、ご入居までお手伝いできて本当に良かったと思っています。ご相談の結果、アットホームな施設にご入居いただきました。介護施設の方にはご本人様としっかり向き合っていただいておりますので、今も楽しく生活されていると聞いております。
もともとコミュニケーションがお好きな方なので、施設の中でお友達を作られたり、積極的にまわりと関係を築いて生き生きしていらっしゃるそうです。ご本人様からは「入居して良かった。こんなところがあるなんて知らなかった。」とお声がけいただきました。最終的には、ご本人様だけでなく、近隣住民の方や地域包括支援センターの方などからも感謝の言葉もいただきました。

これからのビジョン

笑がおで介護紹介センターには私のような相談員が何人もいますので、その力を結束してセンター全体でご紹介を極めていきたいです。
老人ホーム・介護施設や、お客様についての情報収集は、各相談員のチームとしての結束力が大きく影響すると思います。仲間を大切にする組織だからこそ、目の前のお客様も大事にできるとも考えています。これからも笑がおで介護紹介センターのチーム全体で、お客様ファーストに動いていきたいですね。