【相談事例】実家がゴミ屋敷に…遠方家族が安心して任せられた施設探し:堺エリア D相談員 vol.8

ご相談の背景
ご入居者 |
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ご相談者 |
遠方に住む娘夫婦 |
相談時の状況 |
熱中症で倒れ入院中。ご自宅は電気や水道が止まり、ゴミ屋敷の状態でした。遠方に住む娘夫婦は、経済的・精神的な負担からご本人様の施設入居を強く希望されていました。しかしご本人様は自宅に戻ることを強く望んでおり、施設への入居に抵抗がある状況でした。 |
ご要望・条件 |
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複雑な状況を整理し、施設探しから入居までをサポート
病院の退院期限が迫る中での迅速な対応
ご相談の時点ですでに病院の退院期限が間近に迫っているという状況でした。ご本人様は「突然病院に拉致された」と認識されており、施設入居の説明に対しても強い拒否感を示されていました。しかし、遠方に住むご家族様は、自宅がゴミ屋敷の状態になっていることや、ご本人様の金銭管理の問題から、ご自宅での生活継続は難しいと判断。そこで、まずは病院の看護師長様やソーシャルワーカー様、地域包括支援センターの方、そしてご家族様と連携し、状況を整理しました。
状況を整理し、次の問題は施設入居を拒否するご本人への説得でした。ご家族様やソーシャルワーカー様と話し合い、ご本人様には「ホテルに泊まるような感覚で利用できる施設」という言葉で施設入居を提案。何度か説明したのちに渋々ながらもご納得いただけたため、パンフレットや写真で施設のご案内を行いました。ご家族様のご要望とご本人様の状況を踏まえ、介護サービスが充実しており、緊急時の対応も可能な施設を複数ご紹介しました。ご家族様とご本人様にご納得いただけるよう、一つ一つの施設について丁寧に説明し、入居までスムーズに進められるようサポートしました。
ご家族の協力と専門家を交えた入居準備
ご本人様は通帳や印鑑の管理ができておらず、公共料金の支払いもできない状態でした。また、自宅の管理や売却についてもご本人では不可能な状況でした。そのため、娘様が中心となり、ご本人様の財産管理のため後見人を立てる手続きを進めてはと提案。私はその間、ご本人様の退院準備や入居先の調整に加え、ご本人様のご自宅の片付けもサポートしました。
ご自宅には長年放置された請求書やゴミが山積みになっており、足の踏み場も無い状況でした。少しずつ片付けを進め、その間にも発生する新しい問題にも対応、入居に向けて進めていきました。
入居後の変化とご家族様が感じた安堵
施設での穏やかな暮らしと入居者の変化
入居後、ご本人様は施設での生活に少しずつ慣れていかれました。当初は、ご自宅に戻りたいと話されることもありましたが、清潔な環境で毎日を穏やかに過ごされています。介護スタッフ様からは、ご本人様が積極的にレクリエーションに参加されたり、他の入居者様と会話を楽しまれている様子をご報告いただきました。セルフネグレクトの状態から、人との交流や生活の楽しみを取り戻し、以前よりも明るく過ごされていると伺っています。
遠方のご家族様の安心
遠方に住んでいらっしゃる娘様ご夫婦は、入居後のご本人様の様子を聞いて大変安心されました。これまで何度もご本人様からご無理を言われていたようでしたので、施設への入居が決まったことで、その負担が大きく軽減されたと喜んでいらっしゃいました。また、後見人が決まったことで、今後ご自宅の処分もスムーズに進めることができるようになり、長年抱えていた問題が解決に向かっていることに安堵されていました。ご本人様もご家族様も、それぞれの生活が前向きに動き出しました。
「笑がおで介護紹介センター」がお手伝いできること
専門機関との連携で多角的なサポートを実現
セルフネグレクトや認知症、経済的問題など、複数の課題を抱えるケースでは、ご家族様だけで解決するのは非常に困難です。私たちはご家族様の代わりに病院のソーシャルワーカー様や地域包括支援センター、後見人事務所といった様々な専門機関と連携し、複雑な手続きや情報共有を円滑に進めるお手伝いをします。
ご本人様・ご家族様の間に立つ役割
ご本人様が施設入居を拒否されるなど、ご本人様とご家族様の間に意見の相違がある場合、双方の気持ちを汲み取り、客観的な立場で最善の解決策を模索します。ご本人様の心情を尊重しつつ、ご家族様の不安や負担を軽減できるよう、両者の橋渡し役として、納得のいく施設探しをサポートします。
担当相談員 Dより、施設探しでお悩みのあなたに
今回の事例のように、セルフネグレクトや認知症、経済的な問題など、様々な課題が複合的に絡み合うケースは決して珍しくありません。ご自宅での生活が困難になり、ご家族様だけで全てを解決しようとすると、大きな負担や不安を抱えることになります。
私も、今回のご相談で何度もご自宅や病院に足を運び、ご本人様やご家族様、関係機関の方々と緊密な連携を取りながら、入居までのお手伝いをさせていただきました。ご自宅の片付けなど、施設探しだけにとどまらない多岐にわたるサポートを通じて、ご本人様とご家族様の明るい未来を切り開くお手伝いができたことを嬉しく思います。
私たち「笑がおで介護紹介センター」は、ただ施設をご紹介するだけではありません。今回の事例のように、お客様の抱える複雑なニーズを深く理解し、医療と生活の楽しみを両立できる最適な施設を、徹底した情報収集ときめ細やかな調整力でご提案します。
ホームページには載っていない「生の情報」や長年の経験から培った交渉力、柔軟な発想であなたのお悩みに寄り添います。
「もう無理だ」と諦める前に、まずは一度「笑がおで介護紹介センター」にご相談ください。あなたの「正解」を一緒に見つけるお手伝いをさせていただきます。
この相談事例の担当相談員

笑がおで介護紹介センター/堺エリア担当
相談員D(ディー)
セルフネグレクトやゴミ屋敷など、ご本人様とご家族様だけでは解決が難しい複雑なご相談を得意としています。関係機関との連携や、ご自宅の片付けといった施設探し以外のサポートもお任せください。お客様に寄り添い、粘り強く最善の解決策を見つけ出します。
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