【相談事例】末期がんの緩和ケアが可能な施設へ4日間で緊急入居|京都エリア葛原相談員 Vol.1

一日でも早く安心して過ごせる施設を
京都在住末期がん70代女性、4日間のスピード入居相談事例
今回ご紹介するのは、末期がんの診断を受け在宅での生活が困難になった70代後半の女性の事例です。
ご家族様の「一日でも早く、安心して穏やかに過ごせる場所を見つけたい」という切実な願いを迅速な対応でわずか4日間で実現しました。
ご相談の背景
ご家族がホームページへお問い合わせをいただいたのが始まりでした。
ご本人は要支援2の認定を受けていらっしゃいました。
末期がんという状況からご自宅での生活が難しく、緩和ケアが可能な施設を希望されていました。
何よりも早期のご入居を強く望んでおられました。
ご入居者 |
京都在住の70代後半の女性。末期がん。 |
---|---|
ご相談者 |
ご家族(高齢のお父様に代わって娘様から) |
相談時の状況 |
ご本人が末期がんという状況から在宅介護が難しく、ご家族も一日でも早く安心して過ごせる緩和ケアが可能な施設を希望。 |
ご要望・条件 |
|
スムーズな連携と迅速な対応
一日も早く入居したいという強いご要望
お問い合わせをいただいた時点で、「一日も早く入居したい」という強いご希望をお持ちでした。
そこで、私たちはこれまでの情報網を最大限に活用し、お客様の状況やお求めになる医療・ケアの条件に合う施設をお問い合わせいただいた当日中に複数ピックアップ。
その中から、ご自宅からの距離や最新の空室状況も考慮し、最適な施設候補をご提案しました。
お問い合わせ当日にご見学・お申込み
さらに、お客様のご希望に合わせて即座に施設側と連絡を取り、当日の見学を手配。
スムーズに移動いただけるよう、送迎も対応させていただきました。
ご紹介した施設が条件に合い、空室もあったことから、その日のうちに正式なお申込みへと進むことができました。
入居決定後も、手続きを滞りなく進めるために、翌日にはかかりつけ医への診療情報提供書のご依頼・受け取りを迅速にサポート。
施設側へも速やかに情報共有を行い、すぐに受け入れのご判断をいただけました。
このように、私たちの持つ情報力と、お客様のご状況に合わせた柔軟かつ迅速な対応力で、スピーディーなご入居を実現することができた事例です。
予期せぬ事態にも柔軟に対応
不測の事態に備えたストレッチャーの手配でトラブルを回避
施設への移動に必要なストレッチャー式の介護タクシーを手配して、いざご自宅にお伺いするとマンションのエレベーターにストレッチャーが入らない、という予期せぬ事態が発生しました。
こうした現場での不測の事態は比較的少ないのですが、時には臨機応変さも必要とされます。
この時は、念のため上半身を起こせるストレッチャーをご用意していたため、介護タクシーの方と協力し、慎重に角度をつけて搬送する方法をその場で判断・実行。
ご本人様の安全に最大限配慮しながら無事対応完了しました。
引越し時の様々な問題も、関係者連携と柔軟に連携しますので安心してお任せいただけます。
ご本人・ご家族からの想い・ご評価
在宅介護の限界と母への思いを両立
今回ご相談いただいたのは、70代後半のお母様を持つ娘様でした。
高齢のお父様に代わり、主に娘様が中心となって、末期がんのお母様が少しでも長く、安心して過ごせる場所を探しておられました。
「父も高齢で、自宅での介護は限界なんです。でも、母には最期まで苦痛の少ない、穏やかな時間を過ごさせてあげたい。少しでも長く一緒にいたいんです。」
在宅介護の難しさ、焦りを感じながら「何かできることはないか」と懸命に情報を集めていたとのこと。
ホームページをご覧になり、すがる思いでご連絡くださったそうです。
「本当に、一日でも早くお願いしたいんです。」
娘様の切実な願いを受け止め、相談員として全力のサポートを提供したいと思いました。
スピード入居が実現したポイントとは?
今回、わずか4日間というスピードでのご入居は、ご家族の全面的なご協力と、相談員の情報網と行動力といった経験値など、以下の点のようなポイントがうまく連携した結果です。
ご家族の迅速なご決断とご協力
条件に合う施設ではあったものの、空室がわずかだったため、見学当日に申込みいただけたご家族のご決断も大きな要因です。
入居手続きでの診療情報提供書の早期取得などご家族のご協力が不可欠でした。
医療機関への必要書類のスピーディーな依頼
かかりつけの病院とすぐに連絡を取っていただくことをアドバイスさせていただき、入居に必要な診療情報提供書の早急な作成の協力依頼をしていただけたことも大きなポイントでした。
施設への申込手続きの迅速な対応
入居先施設に受け入れ体制をスムーズに整えていただくために、必要な情報・書類・手続きなど相談員が集約してスピーディーな判断を促せたことも大きな要因です。
葛原相談員の情報網と関係各所との連携力
まずは末期がんの緩和ケアが可能という条件で空室がある施設に、問合せ当日での見学手配を可能にした情報力とスピードです。
またお手続きでの関係各所との密接な連携、イレギュラーな移送の臨機応変な対応、施設介護タクシーの手配など、ご家族の要望にできる限り寄り添った入居のサポートができたと思っています。
葛原相談員より、施設探しでお悩みのあなたに
今回の事例は、ご家族の切実な願いと関係機関の皆様のご協力、そして『笑がおで介護紹介センター』の迅速な対応が結実したものです。
通常、老人ホームへのご入居には一定の期間を要することが多いですが、状況によっては今回のように短期間でのご入居も可能です。
「急いで施設を探している」「在宅での介護が限界に近い」といったお悩みをお持ちの方は諦めずに一度ご相談ください。
私たち『笑がおで介護紹介センター』は、ご家族の状況を丁寧にヒアリングし、可能な限り迅速かつスムーズなご入居に向けて尽力いたします。
この相談事例の担当相談員

笑がおで介護紹介センター/京都エリア担当
相談員葛原(くずはら)
お客様と会話するうえで特に心がけていることは、「信頼してお話しいただける関係づくり」です。
難病特化の施設や高級有料老人ホームなど様々な施設のご相談をお任せください。
この記事の関連記事
