【相談事例】施設を拒否する認知症の父の面談!プロの連携で入居に導く:奈良エリア O相談員 vol.11

「私はしっかりしているから、介護なんて必要ない」と、認知症を否定し、施設入居を拒否されるケースは少なくありません。特にご家族の言うことを聞かず、ご自宅での介護が限界に達してしまっている場合、どのように施設に受け入れてもらうかが大きな課題となります。
この事例では、奈良にお住まいの認知症のお父様が入居を強く拒否されていたなか、ご家族と施設、相談員が緊密に連携し、ショートステイで一時的な負担軽減を図りながら、入居拒否の強いお父様を説得し、希望の施設へスムーズにご入居いただいた事例の紹介です。
ご相談の背景
ご入居者 |
90歳代、要介護2、軽度の認知症(病識なし)、杖で自立歩行が可能 |
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ご相談者 |
長女様 |
相談時の状況 |
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ご要望・条件 |
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ご希望の施設に空き待ちが発生!短期滞在でご家族の負担を軽減
難航する入居へのアプローチ。短期滞在を提案し待機期間を確保
お父様は「私はしっかりしている」という思いが強く、施設入居を強く拒否されるという、非常に難しいケースでした。ご家族様からご相談をいただいた当初、ご希望の施設には、お父様の症状に最適と判断された認知症専門のフロアに空きがない状況でした。長女様ご夫婦はすでに在宅介護の限界を迎えており、一刻も早い入居が必要な状況でした。
そこで、まずはご家族様の負担を緊急で軽減するため、ショートステイ(短期入所生活介護)のご利用を提案し、施設入居までの待機期間を確保していただきました。
ショートステイとは、介護保険サービスの一つで、自宅で介護を受けている方が短期間施設に入所し、日常生活上の世話や機能訓練などを受けられるサービスです。これにより、ご家族様が出張などで家を空けたり、介護から一時的に解放されたりすることができ、介護負担の軽減につながります。
入居拒否が強かった父が施設へ。スムーズな入居につながった要因
施設と相談員が連携し、入居拒否の父を「見学」に誘うための作戦を実行
ショートステイで待機期間を確保した後、ご希望の施設で認知症フロアに空きが出たため、いよいよ入居に向けた面談を行うことになりました。お父様の入居拒否が非常に強いため、面談は「入居の相談」とは言わず、「お話しをするだけ」という形でセッティングしました。
施設側もこの状況を共有し、看護主任とケアマネジャー、相談員の4名で面談に伺いました。面談では、看護主任がお父さまと同郷と事前にわかっていたため、お父様の出身地や昔の暮らしの話題で盛り上がり、信頼関係を築くことに成功しました。最初は椅子から立ち上がろうともしなかったお父様でしたが、最終的には「あなたたち気に入ったから、今度そこ(施設)を見に行ってもいいよ」と仰るまでになりました。この面談の成功により、施設側も受け入れが可能と判断し、入居日を決定することができました。
拒否が強かった父が施設へ。「デイサービスに行く感覚」でスムーズに入居
入居日当日も、お父様には「この間話したあの人がいるところに行ってみよう」という声かけで施設へ誘導しました。以前話したことを覚えていてくださり、入居拒否をすることなく、まるでデイサービスに行くような感覚で、スムーズに部屋へ入られたとのことでした。
入居後しばらくは「自宅に帰りたい」「犬や猫の世話をしないと」と帰宅を望む発言もあったようですが、施設職員の方がその都度傾聴しながら優しく対応してくださった結果、そうした言動も徐々に少なくなり、落ち着いた生活を送られています。ご自身で自立歩行ができることに加え、施設が高級感のあるつくりであったことも、「自分はしっかりしている」というお父様の認識と一致し、違和感なく受け入れていただけた要因の一つと考えられます。
ご家族様の安堵と感謝
ご相談当初は「もう無理だ」「また問題を起こして戻ってくるのではないか」とまで仰っていた長女様からは、「こんなにすんなりと入れると思わなかった。本当にありがとうございます」と心から感謝の言葉をいただきました。ご家族様は、長期間にわたる介護と、お父様からの心ない言葉に耐え続けておられましたが、これでようやく心からほっとされ、安堵されたご様子でした。
「笑がおで介護紹介センター」がお手伝いできること
入居を拒否される方への最適な「アプローチ方法」をご提案
今回の事例のように、ご本人に入居の意思がない場合は、ご家族様だけで施設探しや説得を進めるのは非常に困難です。私たち相談員は、過去の事例や入居拒否の理由を深く分析した上で、施設側と連携し、「どのように声かけをするか」「面談時に誰が、どのような話題を振るか」といった具体的なアプローチ方法を一緒に考えます。また、施設の看護師やケアマネジャーなど、プロと連携することで、入居成功の可能性を高めます。
緊急性の高いご家族に「短期入所(ショートステイ)」を提案し負担を軽減
在宅介護が限界を迎えているにも関わらず、すぐに希望の施設に入れない「待機期間」が発生してしまうことは少なくありません。私たちは、介護保険制度の仕組みや地域のサービスに精通しています。ご家族様の状況を伺い、待機期間中の緊急避難先として、ショートステイなどのサービスをご提案し、ご家族様の身体的・精神的な負担を一時的に軽減するお手伝いをします。
地域の「生の情報」を元にご希望に合った施設をスピーディに特定
お客様の「暮らしの延長」というご要望や、「認知症専門フロアが必要」といった具体的なニーズに対応できるよう、私たちはエリアに特化した、ホームページには載っていない「生の情報」を持っています。施設の設備、入居者の雰囲気、スタッフの対応力、認知症ケアの専門性など、ご希望の条件を満たす施設をスピーディに特定し、ご見学からご入居までをトータルでサポートします。
担当相談員 Oより、施設探しでお悩みのあなたに
今回の事例では、入居を強く拒否されていたお父様が、結果として落ち着いた生活を送ってくださり、長女様に心から安心していただけたことに、非常にやりがいを感じました。
特に認知症による入居拒否や、ご家族様の介護疲れが限界に達している状況は、一刻の猶予も許されません。しかし、ただ施設を紹介するだけではなく、「なぜ入居を拒否するのか」という本人の気持ちに寄り添い、施設側と協力して最適なアプローチを仕掛けることで、道が開けることがあります。今回は、入居拒否のプロである施設スタッフとの連携が、スムーズな入居につながった大きな要因でした。
私たち「笑がおで介護紹介センター」は、ただ施設をご紹介するだけではありません。今回の事例のように、お客様の抱える複雑なニーズを深く理解し、医療と生活の楽しみを両立できる最適な施設を、徹底した情報収集ときめ細やかな調整力でご提案します。
ホームページには載っていない「生の情報」や長年の経験から培った交渉力、柔軟な発想であなたのお悩みに寄り添います。
「もう無理だ」と諦める前に、まずは一度「笑がおで介護紹介センター」にご相談ください。あなたの「正解」を一緒に見つけるお手伝いをさせていただきます。
この相談事例の担当相談員

笑がおで介護紹介センター/奈良エリア担当
相談員O(オー)
認知症による入居拒否が強いケースでも、施設スタッフと綿密に連携し、ご本人様のプライドを傷つけないアプローチで円満な入居を実現しました。奈良エリアの施設情報と交渉力にお任せください。
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