グループホームの費用は月額いくら?内訳と相場、有料老人ホームとの違いを比較

「認知症の親のためにグループホームを検討しているけど、いったい月々いくらかかるのか不安…」
「有料老人ホームと比べて、費用は高いの?安いの?」
グループホームへの入居を考える際、最も気になるのが費用の問題です。
この記事を読めば、グループホームの具体的な費用内訳から、負担を軽くする公的制度、他の施設との料金比較まで全てわかります。 ご自身の状況と照らし合わせながら、ぜひ最後までご覧ください。
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グループホームとは?
グループホームは高齢者が暮らす施設で、以下のような特徴が挙げられます。
【グループホームの特徴】
- 認知症高齢者が入居する
- 最大9人以下のユニットを組む
- 1つの施設につき3ユニットが定員
- 入居期間の決まりはない
グループホームは認知症と認定された方が、自宅に近い生活環境の中で自立した生活を過ごせるように共同生活を送る小規模型の介護施設です。
ユニットと呼ばれる単位で5〜9人ほどの利用者をまとまりとし、最大3ユニットが形成できますが、1ユニットを9人とすると27人が施設の定員となります。
少人数制のためアットホームな雰囲気が特徴的で、1ユニットごとに支援員と呼ばれる担当者が付き、掃除・片付け・食事・着替えの準備といった生活を支援しながら、利用者自身も互いに助け合って生活します。
関連記事:障害者グループホームとは?種類や費用相場・入居の流れについて
【結論】グループホームの費用相場は月額12~18万円
まず結論からお伝えすると、グループホームの費用相場は、初期費用(入居一時金)が0円~30万円程度、月額費用が12万円~18万円程度です。
月額費用の詳細な内訳は、以下の表のようになっています。
※上記はあくまで相場です。特に家賃は地域によって大きく異なります。
※介護サービス費の自己負担割合は所得に応じて1割~3割となります。
【費用シミュレーション】月々いくらかかるか具体的に計算してみよう
では、実際にどれくらいの費用がかかるのか、具体的なモデルケースでシミュレーションしてみましょう。
【設定】大阪市在住 / 要介護3 / 介護保険の自己負担1割 の方が入居した場合
このように、具体的な内訳を積み上げていくと、月々の費用感がよりリアルに把握できます。
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費用の内訳を項目別に詳しく解説
シミュレーションで見た各項目について、さらに詳しく解説します。
初期費用(入居一時金)
「保証金」や「敷金」のようなもので、家賃の滞納などがなければ、退去時に修繕費などを差し引いて返還されるのが一般的です。近年は初期費用0円の施設も増えています。
家賃・水道光熱費
最も地域差が大きい費用です。当然ながら、都心部や駅に近いなど、利便性の高い場所ほど高くなる傾向があります。
食費
多くの施設では栄養バランスの取れた食事が提供されますが、外食や出前を希望する場合のルールは施設によって異なるため、確認が必要です。
介護サービス費
介護保険が適用されるサービスにかかる費用で、要介護度が高いほど自己負担額も上がります。
【参考】要介護度別の自己負担額(1割負担・30日の場合)
- 要介護1:約24,360円
- 要介護2:約25,830円
- 要介護3:約27,054円
- 要介護4:約28,080円
- 要介護5:約29,220円
その他の費用
日常生活を送る上で必要となる個人的な費用です。おむつ代や医療費、嗜好品など、個人差が大きく出る部分でもあります。
【徹底比較】グループホームは他の施設より高い?安い?
グループホームの費用が高いのか安いのかを判断するために、他の代表的な介護施設と比較してみましょう。
特別養護老人ホーム(特養)よりは高額ですが、介護付き有料老人ホームよりは費用を抑えられるケースが多いです。
特養は費用が安い分、入居待ちが数年単位になることも珍しくありません。そのため、現実的な選択肢としてグループホームが選ばれることが多くあります。
グループホームの費用負担を軽減する4つの方法
費用負担を少しでも軽くするために、以下のような公的制度が利用できないか確認しましょう。
- 高額介護サービス費制度
1ヶ月の介護サービス費の自己負担額が上限を超えた場合、超えた分が払い戻される制度です。上限額は所得によって異なります。 - 負担限度額認定制度
所得が低い方を対象に、「家賃」と「食費」の負担を軽減してくれる制度です。対象になれば、月々の負担を数万円単位で減らせる可能性があります。 - 自治体の助成制度
お住まいの市区町村が独自に家賃補助などの助成制度を設けている場合があります。例えば、大阪市では高齢者向けの家賃債務保証制度などがあります。まずは市区町村の高齢福祉課に問い合わせてみましょう。 - 医療費控除
本人または生計を同一にする家族が支払った医療費が年間10万円を超える場合、確定申告をすることで税金が還付される制度です。おむつ代なども対象になる場合があります。
費用以外も重要!後悔しないグループホームの選び方
費用はもちろん重要ですが、ご本人が安心して暮らすためには、以下の点も必ずチェックしましょう。
- 認知症ケアの質は高いか
- 医療機関との連携体制は整っているか
- 施設の雰囲気やスタッフの対応は良いか
- リハビリやレクリエーションは充実しているか
必ず複数の施設を見学し、ご本人の性格や状態に合った場所を慎重に選ぶことが大切です。
施設の特徴を知り比較・検討する
今回は、グループホームの特徴と他の施設との違い、入居費用を抑える方法や施設の選び方について紹介しました。
入居には年齢や認知症の診断といったいくつかの条件がありますが、専門的なケアに特化した施設であり、高齢者の暮らしをサポートする重要な役割を担っています。
地域や医療機関との関わり、グループホームの多機能化といった課題もあるなか、さらに整備が進んでいくと予想されています。グループホームへの入居を考えている方は、地域の情報や市区町村からのお知らせを確認のうえ、不明点や役所・役場へご相談ください。
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監修者
花尾 奏一(はなお そういち)
保有資格:介護支援専門員、社会福祉士、介護福祉士
有料老人ホームにて介護主任を10年
イキイキ介護スクールに異動し講師業を6年
介護福祉士実務者研修・介護職員初任者研修の講師
社内介護技術認定試験(ケアマイスター制度)の問題作成・試験官を実施
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