【相談事例】難病ALSの方の施設探し。経済的な問題も解決：大阪市内エリア 赤松相談員 vol.８

ご相談の背景

50代で難病のALSを患う女性からのご相談です。病状が早く進行する中、息子様が住む大阪で医療体制が整った施設をご希望でした。また、年金受給前のため経済的な不安も抱えていらっしゃいました。

経済的な課題を解決し、希望に沿う施設を提案

ご本人様は遠方にお住まいのため、メールやウェブ会議を活用して迅速に情報共有を行いました。また、息子様に迷惑をかけたくないという想いを汲み取り、傷病手当金の受給を継続できるよう関係各所と連携し、経済的な課題を解決しました。

問合せから申し込みまで

問い合わせはご本人様ご自身からでした。現在お住まいの愛媛県の弟様の家から、息子様が暮らす大阪への引っ越しを希望されていました。今回の事例では、ご本人様が遠方である事に加え、ご本人様の病状の進行が早かったため、メールや電話、ウェブ会議システムを併用しながら、迅速な情報共有と施設探しを進めました。ご本人様が料金的な負担が少ない施設を希望されていたため、医療体制が充実している複数の施設の中から、経済的な面も考慮した施設を絞り込んでいきました。

申し込みから入居まで

ご本人様は、息子様に金銭的な迷惑は絶対にかけたくない、という強い思いをお持ちでした。そのため、施設探しと並行して経済的な課題の解決も進めていきました。ご本人様は年金受給前のため、健康保険協会から支給されている傷病手当金で生活されていました。施設に入居すると、傷病手当金の受給資格に影響が出る可能性もありました。そこで、ご本人様や息子様と密に連携を取りながら、企業や公的機関にも問い合わせを行い、傷病手当金の受給を継続できる方法を一緒に探しました。結果として、かかりつけの医師に診断書を書いてもらうことで受給を継続できる道が開け、入居に向けた手続きを進めることができました。

入居後の新たな生活とご家族の安堵

無事、息子様の自宅から自転車で通える距離にある、24時間看護師常駐の施設にご入居。医療面の不安が解消され、ご本人様は穏やかな生活を送られています。ご家族様も気軽に面会できることで、安心した日々を過ごされています。

ご家族と入居者の心のつながり

半年間にわたる調整を経て、無事ご入居の日を迎えることができました。入居日当日は、ご本人様と息子様が、愛媛県から車で長距離を移動して施設にこられました。息子様とはとてもなかが良く、長距離の移動にも関わらず、終始お話しを楽しまれながら来られたとの事でした。

ご本人様は入居される頃には、ご相談時よりも病状が進行し、自力での車椅子への移乗が難しい状態になっていました。しかし、息子様は献身的にサポートされていました。お互いを支え合い、冗談を言い合いながら楽しそうに過ごされている姿を見て、まるで映画「最強のふたり」のようなお二人だなと思った事を憶えています。

入居後のご本人様の状況

入居後、ご本人様は慣れない環境に戸惑うことなく、穏やかに過ごされているとのことです。入居されたのは24時間看護師のいる施設でしたので、入居前の不安要素であった医療的な問題が解消され、落ち着いた生活を送ることができています。

また、息子様のご自宅から自転車で行ける距離の施設を選んだことで、いつでも気軽に面会に行くことができるようになりました。ご本人様にとって、すぐに会える距離にご家族様がいることは大きな心の支えとなります。このご相談は、病状の進行に伴うご本人様の不安と、それを支えるご家族様の想いに寄り添い、様々な視点から課題を解決することの重要性をあらためて示してくれた事例でした。

「笑がおで介護紹介センター」がお手伝いできること

介護施設の費用や公的制度など、複雑で分かりにくいことも専門知識を持った相談員が分かりやすくご説明します。医療ニーズが高い方や、遠方にお住まいで施設探しが難しい場合も、ご本人様やご家族様に代わって手続きを進めることが可能です。

専門知識で経済的な問題を解決

介護施設の費用は、施設利用料だけでなく、病気や要介護度によって変動します。そこには医療費や介護サービス費用、さらに経済的な支援制度など、複雑な要素が絡み合ってきます。当センターの相談員は、介護保険や医療制度、公的な支援制度に関する専門知識を活用し、ご家族様の経済的な悩みを解決します。

医療的ニーズと希望を両立

難病や重い病気をお持ちの場合、受け入れ可能な施設を探すのは簡単ではありません。当センターは、医療体制が充実している施設の情報に精通しており、ご本人様の病状や医療ニーズに合わせて最適な施設をご提案します。今回のご相談のように、ALSのような難病患者様の受け入れ実績がある施設もご紹介可能です。

遠方からの施設探しも安心

ご家族様が遠方に住んでいる場合、施設探しや手続きは大きな負担となります。当センターでは、遠方にいるご家族様に代わって、施設の資料手配、見学の調整、入居手続きのサポートまでを一貫して行います。遠距離でも安心して施設探しを進めていただけます。

担当相談員 赤松 より、施設探しでお悩みのあなたに

今回は、難病、経済的な問題、遠距離での施設探しという複数の課題を解決した事例をご紹介しました。どんなに複雑な状況でも、必ず解決の糸口は見つかります。諦める前に、まずは私たちにご相談ください。一緒に最適な答えを見つけましょう。

今回は、ALSという難病を抱えるご本人様と、その息子様からのご相談事例をご紹介しました。病状の進行に加え、経済的な問題や遠距離という複数の課題を抱えていらっしゃいましたが、一つひとつ丁寧に解決策を探し、ご本人様とご家族様にとっての「正解」を見つけるお手伝いができたことを嬉しく思います。

私たち「笑がおで介護紹介センター」は、ただ施設をご紹介するだけではありません。今回のご相談のように、お客様の抱える複雑なニーズを深く理解し、医療と生活の楽しみを両立できる最適な施設を、徹底した情報収集ときめ細やかな調整力でご提案します。

ホームページには載っていない「生の情報」や長年の経験から培った交渉力、柔軟な発想であなたのお悩みに寄り添います。

「もう無理だ」と諦める前に、まずは一度「笑がおで介護紹介センター」にご相談ください。あなたの「正解」を一緒に見つけるお手伝いをさせていただきます。

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この相談事例の担当相談員

笑がおで介護紹介センター／堺エリア担当
相談員赤松（あかまつ）

難病や経済的な問題など、複雑に絡み合った課題にも真摯に向き合います。ご本人様とご家族様の想いに寄り添い、専門知識と粘り強い調整力で、最適な解決策を最後まで一緒に探します。諦めかけている方も、ぜひ一度ご相談ください。