【相談事例】認知症から入居を強く拒否!施設と連携し入居を叶えた事例:奈良エリア O相談員 vol.20

施設入居が必要になったとき、ご本人が「施設には絶対に行かない」と強く拒否されるケースは少なくありません。特に長年住み慣れた家で商売を続けてこられたような自立心の強い方の場合は、周囲の説得が逆効果になることもあります。
本事例では、認知症の進行により独居生活が限界に達しながらも、強い入居拒否があったお父様の事例をご紹介します。家族だけで抱え込まず、ケアマネジャーや訪問看護師、そして相談員がチームとなって連携することで、無事にご入居へと繋げることができました。入居後の穏やかな暮らしを実現した事例の紹介です。
ご相談の背景
ご入居者 |
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ご相談者 |
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相談時の状況 |
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ご要望・条件 |
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認知症の方の入居拒否に多業種がチーム連携で挑む
強い拒否と予算に対応した施設提案
私がお話を伺った当初、最大の問題はお父様の「入居拒否」と「予算」のバランスでした。長女様は、ご自身の家計への影響も考慮し、できるだけ費用を抑えた施設を希望されていました。しかし、低価格帯の施設は人気が高く、さらにお父様のように拒否が強い方の受け入れには慎重になるケースも珍しくありません。
条件に合う施設選定と環境への配慮
私はまず、奈良市内の住宅型有料老人ホームと天理市の施設を候補に挙げました。特に奈良市の施設は、建物が清潔でスタッフの対応が温かく、お父様のような頑固な一面を持つ方でも馴染みやすい雰囲気だと感じたからです。
最初に見学へ伺った際、お父様は「お前たちは誰だ、帰れ!」と取り付く島もありませんでした。私は無理に施設の話をせず、1時間ほど世間話に終始しました。ここでは信頼関係の構築が先決だと判断したためです。一旦時間を置くことを提案し、その間もケアマネジャー様と連絡を取り合い、お父様の心の変化を待ちました。
訪問看護師との連携が拓いた見学への道
数ヶ月後、認知症の進行に伴い、いよいよ独居が危険な状態となりました。再度の面談でも拒否は続きましたが、私はお父様が信頼を寄せている訪問看護師さんに協力を仰ぎました。ある日、看護師さんが散歩のついでに「近くに美味しいご飯が食べられる場所があるから、ちょっと見てみませんか」と、何気なく施設へ立ち寄ってくださったのです。
安心感を与えるアプローチと入居当日の誘導
これが大きな転換点となりました。お父様は施設の綺麗な内装とスタッフの明るい挨拶に触れ、「思っていたような暗い場所ではないな」と興味を示されたのです。このチャンスを逃すまいと、私たちは即座に入居準備を進めました。
入居当日も工夫を凝らしました。お父様が警戒する長女様の同席は避け、私が運転する車で「美味しいご飯を食べに行きましょう」と誘い出しました。車内では以前の世間話を思い出しながらお話しすることで、リラックスした状態で施設へ到着することができました。
認知症による入居拒否と施設選びのポイント
認知症を患っている方にとって、住み慣れた場所を離れることは極度の不安や混乱を招きます。今回のような「強い拒否」がある場合、施設側には専門的なケア体制と、本人の自尊心を傷つけない柔軟な対応力が求められます。
本人の役割や尊厳を尊重する環境選び
施設選びにおいては、単に「認知症可」という条件だけでなく、スタッフがどのように声掛けをしているか、入居者の表情は穏やかかという点が重要です。特に、自尊心の高い方には、指示を出すような管理的な施設ではなく、本人の役割を尊重してくれる環境が適しています。
また、入居をスムーズに進めるためには、家族以外の「第三者」の存在が不可欠です。感情的になりやすい家族に代わり、ケアマネジャーや紹介センターの相談員、あるいは信頼している医療従事者が介入することで、本人の「納得感」を引き出しやすくなります。
穏やかな日常の再開と家族の安堵
無事に入居されたお父様ですが、驚いたことに当初心配していた帰宅願望はほとんど見られませんでした。施設では温かい食事が提供され、他の方々との談笑を楽しむ時間も増えたようです。独居の頃は食事を抜くことも多かったのですが、今では「ここのご飯は美味しいな」と完食される日も多いと聞き、私も胸をなでおろしました。
家族の介護負担軽減と環境への適応プロセス
長女様からは「あんなに頑なだった父が、嘘のように穏やかになりました。私自身も父と顔を合わせるたびに喧嘩になるストレスから解放され、本当に救われました」という感謝のお言葉をいただきました。
現在は、以前からのケアマネジャー様が継続して担当してくださっており、お父様にとっても「知っている人が来てくれる安心感」が心の支えになっているようです。荷物も一度に運び込むのではなく、少しずつお気に入りの品を増やしていくことで、新しい環境を自分の居場所として受け入れていくことができました。
笑がおで介護紹介センターがお手伝いできること
チーム連携による多角的なアプローチ
今回の事例のように、ご本人の拒否が強い場合は、家族だけで解決しようとせず、プロのネットワークを活用することが成功の鍵です。私たちはケアマネジャー、施設スタッフ、医療従事者と緊密に連携し、ご本人の性格やこれまでの生活背景に合わせた最適な入居プロセスを構築します。
心理的距離を考慮した第三者の介入
家族だからこそ言えないこと、家族だからこそ反発してしまうことは多々あります。私たち相談員が「第三者」として介入することで、ご本人の不安を和らげ、客観的な視点からメリットを伝えることができます。関係性を修復し、円満な入居を実現するためのクッション役として、全力でサポートいたします。
予算と質のバランスを見極める選定力
限られた予算の中でも、清潔感があり質の高いサービスを提供する施設は存在します。私たちは日々、各施設の現場に足を運び、運営状況やスタッフの質を「生の情報」として蓄積しています。ネット上の情報だけでは分からない、本当の意味で「安心できる低価格な施設」を厳選してご提案します。
担当相談員 Oより、施設探しでお悩みのあなたに
「親が絶対に施設に行かないと言っていて、もうどうしたらいいか分からない」と、一人で悩みを抱え込んでいませんか。強い拒否がある方への対応は、私たち専門職にとっても非常に繊細で難しい課題ですが、決して諦める必要はありません。
今回の事例のように、周囲のサポート体制を整え、ご本人の「安心できる瞬間」を一つひとつ積み重ねていくことで、必ず道は開けます。私たちは、ご家族の苦しみにも寄り添い、お父様やお母様が笑顔で過ごせる場所を一緒に探します。
私たち「笑がおで介護紹介センター」は、ただ施設をご紹介するだけではありません。
今回の事例のように、お客様の抱える複雑なニーズに寄り添い、医療と生活の楽しみを両立できる最適な施設を、豊富な情報と丁寧な調整によって見つけ出すことができます。
ホームページには載っていない「生の情報」や、これまでの経験を活かした柔軟なご提案で、あなたのお悩みを解決へと導きます。
「もう無理だ」と諦める前に、まずは一度「笑がおで介護紹介センター」にご相談ください。
あなたの「正解」を一緒に見つけるお手伝いをさせていただきます。
この相談事例の担当相談員

笑がおで介護紹介センター/奈良エリア担当
相談員O(オー)
認知症による強い入居拒否や予算の壁があっても諦めず、ケアマネジャーや医療従事者とのチーム連携を大切にしながら、ご本人やご家族が安心して笑顔になれる最適な施設をご提案いたします。
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