【相談事例】褥瘡ケアと面会のしやすさが条件。圧迫骨折からの施設選び:堺エリア 奥田相談員 vol.22

圧迫骨折での入院をきっかけに、入院中に悪化した褥瘡(床ずれ)の処置が必要となったお父様。在宅介護の限界を感じたご家族が、仕事との両立を図りながら安心して預けられる施設を探された事例です。
医療的ケアの受け入れ態勢はもちろんのこと、夜遅くまでお仕事をされているご家族が無理なく面会に通える「柔軟な対応」が大きなポイントとなりました。専門的な視点から、褥瘡ケアの重要性と、家族のライフスタイルに寄り添った施設選びのプロセスをご紹介した事例の紹介です。
ご相談の背景
ご入居者 |
80歳代・男性。要介護3。圧迫骨折で入院し、入院中に褥瘡が悪化。現在は車椅子での生活。 |
|---|---|
ご相談者 |
長男様 |
相談時の状況 |
お父様は元々独居で、近隣に住む長男様が家事や食事のサポートを一手に引き受けておられました。しかし、圧迫骨折で入院となり、寝たきりの状態が続いたことで右脇腹と臀部に深い褥瘡(じょくそう)ができてしまいました。 病院での治療により改善の兆しは見えたものの、1日おきの洗浄や軟膏塗布、ガーゼ交換といった医療的ケアが不可欠な状態です。長男様は夜までお仕事をされており、退院後にお父様をご自身で病院へ連れて行くことや、自宅での適切な処置を行うことは時間的・体力的に不可能と判断されました。病院からの退院期限も迫る中、医療ケアが可能で、かつ仕事帰りでも面会ができる施設を求めてご相談をいただきました。 |
ご要望・条件 |
|
褥瘡ケアと夜間面会の条件をクリアする施設選定
医療処置と面会時間の柔軟性を重視した提案
長男様から最初にお話を伺った際、私が最も重視したのは「医療的ケアの継続性」と「ご家族の面会」の両立です。お父様の褥瘡は懸命な治療により、ある程度まで回復していました。しかし、完治したわけではなく、1日おきの洗浄と処置が欠かせません。
私はまず、大阪府南部で24時間看護師が常駐している住宅型有料老人ホームをご提案しました。
さらに、長男様は勤務が昼から夜までという非常にハードなスケジュールをお持ちでした。一般的な施設では面会時間を18時頃までと定めていることが多いのですが、それでは長男様がお父様の顔を見る機会が完全に失われてしまいます。
そこで、面会時間について画一的なルールだけでなく、ご家族の事情を汲み取って柔軟に対応してくれる施設をピックアップし、長男様と一緒に見学へ向かいました。
病院との連携と施設長の誠実な対応が決め手に
見学の中で、長男様の心が大きく動いたのが羽曳野市にある住宅型有料老人ホームでした。この施設は、現在お父様が入院されている医療センターから徒歩圏内に位置しています。何かあった際にかかりつけの主治医のもとへすぐに駆けつけられる、あるいは受診に同行しやすいという物理的な距離の近さは、大きな安心材料となりました。
また、面会時間についても施設長自らが「お仕事の都合であれば、職員が対応できる範囲で夜間の面会も柔軟に受け入れます。何時間いていただいても構いませんよ」と温かく声をかけてくださったのです。この誠実な対応こそが、忙しい日々を送る長男様の不安を解消する決定打となりました。
さらに、この施設では翌月から自社で24時間体制の訪問看護ステーションを立ち上げる予定があり、将来的な健康状態の変化にも対応できる体制が整っていたことも、強くお勧めできるポイントでした。
※ 褥瘡(じょくそう)とは
寝たきりなどで身体の同じ部位が圧迫され続け、血流が悪くなって皮膚や組織が死んでしまう状態、いわゆる「床ずれ」です。
施設選びのポイント: 褥瘡がある場合、単に「処置ができるか」だけでなく、体圧分散寝具(エアマットなど)の備えがあるか、定期的な体位変換を確実に実施できる体制があるかを確認することが重要です。医療依存度が高いと受け入れを断られるケースもありますが、看護体制が充実した施設を選ぶことで、悪化を防ぎながら生活することが可能です。
入居後の穏やかな暮らしとご家族の安堵
スムーズな入居に向けた生活サポート
入居が決まってからは、私も荷物の搬入などをお手伝いさせていただきました。ご自宅が近所だったこともあり、お父様が愛用されていたテレビや身の回りの品を一緒に運び込み、少しでも早く新しい環境に馴染めるようサポートいたしました。
お父様は入居当初から「ここの職員さんはみんな優しいね」「ご飯が美味しい」と大変喜んでくださり、穏やかな表情を見せてくださいました。
仕事と介護の両立から解放された長男様
長男様からも、「仕事帰りに寄れる安心感は何物にも代えがたいです。父の処置もプロに任せられるので、ようやく自分の生活も立て直せそうです」と感謝のお言葉をいただきました。
以前は仕事と介護の板挟みで、朝昼晩の食事準備や病院への送迎に追われ、精神的にも余裕がない状態でした。しかし今では、仕事の合間や休日にお父様とゆっくり向き合う時間を過ごされています。適切な施設を選ぶことは、ご本人だけでなく、支えるご家族の人生を守ることでもあるのだと、改めて実感したご相談となりました。
「笑がおで介護紹介センター」がお手伝いできること
複雑な医療ニーズへの迅速なマッチング
褥瘡(じょくそう)や点滴、インスリン投与など、医療的処置が必要な方は施設探しが難航しがちです。私たちは各施設の看護体制や協力医療機関との連携状況を詳細に把握しているため、お身体の状態に最適な施設をスピーディーに厳選してご提案いたします。
ご家族のライフスタイルに合わせた条件交渉
面会時間や入居時の細かな要望など、パンフレットには記載されていない「柔軟な対応」が可能かどうかを、私たち相談員が施設側に直接確認・交渉いたします。お仕事や家庭の事情を諦めることなく、無理のない介護体制を一緒に構築します。
退院期限に合わせた入居事務・荷物搬入のサポート
病院からの退院を急かされている場合でも、書類の準備から契約の立ち会い、さらには必要物品の搬入までをきめ細かくサポートいたします。一人で抱え込みがちな煩雑な作業を肩代わりし、スムーズな住み替えを実現させます。
担当相談員 奥田より、施設探しでお悩みのあなたに
今回の事例では、褥瘡という医療的課題と、夜間勤務というご家族の生活状況をどう結びつけるかが鍵でした。介護は決してご家族だけで背負い込むものではありません。特に、お仕事をお持ちの方が介護のためにご自身の生活を犠牲にしてしまうと、共倒れのリスクが高まってしまいます。
私たち「笑がおで介護紹介センター」は、ただ施設をご紹介するだけではありません。
今回の事例のように、お客様の抱える複雑なニーズを深く理解し、医療と生活の楽しみを両立できる最適な施設を、徹底した情報収集ときめ細やかな調整力でご提案します。
ホームページには載っていない「生の情報」をもとに、ご家族の負担を減らし安心して任せられる体制を整えるためのご提案をいたします。
「もう無理だ」と諦める前に、まずは一度「笑がおで介護紹介センター」にご相談ください。あなたの「正解」を一緒に見つけるお手伝いをさせていただきます。
この相談事例の担当相談員

笑がおで介護紹介センター/堺エリア担当
相談員奥田(おくだ)
医療ニーズが高い方や、ご家族のお仕事の事情などで施設探しが難航している場合でも、一人ひとりのご事情に寄り添い、最適な施設選びを徹底的にサポートいたします。不安なこと、分からないことがあれば、どんな小さなことでも遠慮なくお聞かせください。
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