【相談事例】がん療養と1日3回のインスリン管理。24時間看護で病院近くの施設選び:北摂エリア 濵﨑相談員 vol.23

医療依存度が高い状態での施設探しは、ご家族だけで進めるには多くの専門的なハードルが存在します。
今回ご紹介するのは、北摂エリアにお住まいの80代女性の事例です。がんと糖尿病の療養を続けながら、無事にご入居を実現されました。
抗がん剤治療の継続、1日3回のインスリン注射、さらには医療用麻薬の管理という、高度な医療体制が求められる中、長男様からのご相談を受けて最適な施設をご提案いたしました。
体調の変化や入居への不安を抱えるご家族に寄り添い、二人三脚で進めた安心の施設探しのプロセスを詳しく解説いたします。
1. ご相談の背景
ご入居者 |
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ご相談者 |
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相談時の状況 |
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ご要望・条件 |
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2. 医療ケアと通院環境の両立を目指した施設選び
2.1 24時間看護体制と病院へのアクセスを最優先にした提案
長男様からお話を伺った際、私はご本人の身体的負担を最優先に考える必要があると直感しました。特に2週間おきの抗がん剤通院を続けるためには、現在入院している病院へのアクセスが良いことは必須条件です。
さらに、1日3回のインスリン注射に加えて、夜間の21時頃に医療用麻薬を投与する必要がありました。この条件を満たすためには、介護職員だけでなく、24時間体制で看護師が常駐しているか、あるいは夜間も迅速に対応できる訪問看護ステーションとの強固な連携体制が不可欠です。
そこで私は、北摂エリアにある3つの選択肢を慎重に比較検討し、長男様に提案いたしました。具体的には、医療連携に強い住宅型有料老人ホーム、手厚い看護体制を持つ住宅型有料老人ホームなどでした。
最終的には、病院に最も近く、夜間の医療用麻薬の投与についても、提携している外部の訪問看護ステーションと連携し、調整を行ってくれる体制が整った住宅型有料老人ホームへの見学を進めることに決定しました。
※医療用語の解説
※インスリン注射:
すい臓から分泌されるインスリンというホルモンが不足し、血糖値が下がりにくくなる糖尿病の患者様に対して、体外からインスリンを補給して血糖値をコントロールする医療行為です。
※医療用麻薬:
がんによる強い痛みを和らげるために使用される医療用の鎮痛薬です。医師の処方に基づき、厳格な時間管理と適切な分量の投与、および残薬の管理が必要となるため、施設側に高い専門性と管理体制が求められます。
2.2 急な体調変化による面談のやり直しとスピーディなお部屋の確保
再面談の発生と人気施設の空室状況
見学を終え、病院の近くで医療体制も万全な北摂エリアの住宅型有料老人ホームへのお申し込みを決めた矢先、予期せぬ事態が発生しました。
ご本人の体調が一時的に大きく崩れてしまったのです。施設への入居手続きを進めるためには、施設の担当者が病院へ赴き、ご本人の現在の状態を確認する「入居面談」を行う必要があります。
すでに1回目の面談を終えていたのですが、体調の変化によってADL(日常生活動作)や必要な医療ケアの内容が大きく変わってしまったため、急遽、2回目の再面談を調整しなければならなくなりました。
当時、その施設は大変人気があり、ご紹介できるお部屋は最後の一室という緊迫した状況でした。再面談の日程調整や病院との書類のやり取りを行っている間に、他の方で部屋が埋まってしまうのではないかと、長男様は大変強い不安を感じておられました。
施設への直接交渉でお部屋を確保
私は長男様の焦りや不安な気持ちに寄り添い、「私が責任を持って施設長と直接交渉しますので、安心してください」とお伝えしました。そしてすぐに施設長のもとへ向かい、これまでの経緯とご家族の思い、そして退院後の受け入れ先が他にないという切実な状況を丁寧にお伝えしました。
私のこれまでの経験と施設との信頼関係を活かし、再面談の結果が出るまでの間、お部屋を他の希望者に譲らずに確保してもらえるよう交渉し、無事にお部屋を置いてくださる約束を取り付けることができたのです。
体調が安定したタイミングで迅速に2回目の面談を完了させ、次の抗がん剤治療の入院から退院するタイミングで、自宅を経由せず直接施設へとご入居いただくスムーズなスケジュールを組むことができました。
3. 入居後の安心した生活とご家族の支え
環境の変化への不安とご家族のサポート
ご入居にあたって、長男様ともう一つ心配していたのが、ご本人による「入居に対する拒否感」でした。長年住み慣れた自宅での独居生活にこだわりを持たれていたため、環境が変わることへの不安から、環境の変化によって一時的に混乱するせん妄のような症状が、これまでも入院中に繰り返されていたからです。
私は、ご本人の拒否感を和らげるためには、環境の変化を孤独に感じさせないことが重要であると考え、長男様にあるご提案をさせていただきました。それは、新しい施設が長男様の職場やご自宅から非常に通いやすい場所にあるという利点を活かし、仕事終わりに少しでも頻繁に顔を出していただくという工夫です。
この提案を長男様は実践してくださいました。ご入居後、長男様は毎日のようにお仕事の帰りに施設へ立ち寄り、お母様に声をかけ、お話しする時間を大切にされました。
その甲斐あって、心配していた入居拒否の姿勢は驚くほどスムーズに消え去り、ご本人は新しい環境にすぐになじむことができました。
在宅からのケアマネジャー継続による安心
さらに、ご自宅で暮らしていた頃から馴染みのあった在宅のケアマネジャー様が、施設入居後もそのまま継続して担当してくれたため、ご本人にとってもご家族にとっても、大きな安心感に繋がりました。
入居から半年が経過した現在も、病院への定期的な通院を続けながら、お部屋でトラブルもなく、元気に穏やかな日々を過ごされています。
長男様からも「濵﨑さんにあの時、部屋をキープしてもらい、いろいろと動いてもらえなかったら、今頃どうなっていたか分かりません。本当に感謝しています」という温かいお言葉をいただき、相談員冥利に尽きる思いでした。
4. 笑がおで介護紹介センターがお手伝いできること
医療依存度の高い施設探しにおける条件整理
インスリンや医療用麻薬の管理など、高度な医療的ケアが必要な場合、どの施設が対応可能であるかを一般の方が判断するのは非常に困難です。私たちは各施設の「生の情報」を把握しており、複雑な条件を迅速に整理して最適な候補をご提案します。
施設側との迅速かつ専門的な交渉力
満室に近い人気の施設であっても、ご本人の病状やご家族の切実な状況を正確に施設長へ伝えることで、お部屋の確保や面談のスケジュール調整を柔軟に行ってもらえるよう、プロの視点から直接交渉を行います。
入居後の生活を見据えたトータルコーディネート
単に費用や場所が合う施設を機械的に紹介するのではなく、ご本人の精神的なケアや、ご家族が面会に通いやすい立地、さらには入居後のケアマネジャーの継続性の担保まで、家族に寄り添った多角的な視点でサポートいたします。
5. 担当相談員 濱﨑より、施設探しでお悩みのあなたに
今回のがん療養と糖尿病をお持ちの女性の事例のように、医療的なケアが複数重なると、ご家族だけで受け入れ可能な施設を探し出すことは、時間的にも精神的にも大きな負担となります。特に体調が変化しやすい状況では、病院や施設との細かな調整が求められ、途方に暮れてしまうこともあるでしょう。
しかし、諦める必要はありません。私たち専門の相談員が、ご家族の不安な気持ちをしっかりと受け止め、医療体制の確認から費用の調整、そしてお部屋の確保まで、すべてのプロセスを全力で並走いたします。
私たち「笑がおで介護紹介センター」は、ただ施設をご紹介するだけではありません。
今回の事例のように、お客様の抱える複雑なニーズを深く理解し、医療と生活の楽しみを両立できる最適な施設を、徹底した情報収集ときめ細やかな調整力でご提案します。
ホームページには載っていない「生の情報」や長年の経験から培った交渉力、柔軟な発想であなたのお悩みに寄り添います。
「もう無理だ」と諦める前に、まずは一度「笑がおで介護紹介センター」にご相談ください。
あなたの「正解」を一緒に見つけるお手伝いをさせていただきます。
この相談事例の担当相談員

笑がおで介護紹介センター/北摂エリア担当
相談員濵﨑(はまさき)
医療依存度が高い方のご相談でも、長年の経験と施設との信頼関係を活かし、ご本人様が安心して療養でき、ご家族様も通いやすい最適な施設をご提案いたします。細やかな調整やスピーディな交渉など、お客様の負担を軽減するサポートを心がけております。施設探しでお困りの際は、どうぞお気軽にご相談ください。
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