要支援1でデイサービスは使える?週何回・費用・内容まで解説

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要支援1でデイサービスは使える?週何回・費用・内容まで解説

親御さんが要支援1の認定を受け、ケアマネジャーから「デイサービスを使ってみては」と勧められて戸惑っていませんか?要支援1でもデイサービスが使えるのか、週何回で費用はいくらかと不安になる方も多いでしょう。

この記事では、要支援1のデイサービスが使えるのかどうか、週の利用回数・費用の目安・受けられる支援・利用を始める手順までを解説します。デイサービス以外に使えるサービスや、一人暮らしの疑問にもお答えします。

この記事を読めば、親御さんに合った通い方の見通しが立ち、次に誰へ相談すればよいかが見えてくるでしょう。

※本記事は2026年7月時点の情報をもとに作成しています。

要支援1とはどんな状態?

要支援1は、介護保険の要介護認定で最も軽い区分です。日常生活の多くはご自分でできるものの、一部の動作に手助けがあると暮らしやすくなる状態です。デイサービスの利用を考える前に、要支援1がどのような状態なのかを押さえておくと、必要な支援を判断しやすくなります。

ここでは、要支援1の認定基準と、よく比べられる要支援2との違いを見ていきましょう。

要支援1の認定基準

要支援1は、介護にかかる手間を時間に置き換えた「要介護認定等基準時間」が、25分以上32分未満と判定されると認定されます。要介護度のなかで最も軽く、身の回りの動作の多くを自分でこなせる状態です。

食事や排せつ、着替えといった基本の動作はおおむね自立し、立ち上がりや歩行、負担の大きい家事の一部で支援が必要になります。要介護状態への進行を防ぐ予防的な支援が中心の区分です。

認定は、お住まいの市町村による訪問調査と主治医の意見書をもとに決まります。親御さんがどの区分かは、認定結果の通知書で確認しましょう。

関連記事:要支援1とはどんな状態?認定基準や要支援2との違い、利用できるサービス、費用までわかりやすく解説

要支援1と要支援2の違い

要支援1と要支援2は、どちらも介護予防のサービスを使える区分ですが、支援の必要度に差があります。要支援2のほうが、立ち上がりや歩行の場面でより多くの支えを必要とする状態です。

支援の必要度が高いぶん、使えるサービスの量を示す支給限度額も要支援2のほうが多く設定されています。1か月の上限は、要支援1が5,032単位、要支援2が10,531単位です。単位はサービス費を計算するもとになる数で、要支援2は要支援1のおよそ2倍まで使えます。

親御さんがどちらの区分かで、通えるデイサービスの回数や費用の見込みは変わります。まずは認定結果を確かめ、必要な支援の見当をつけましょう。

関連記事:【要支援2とは】受けられるサービスや費用は?要支援1・要介護1との違いも解説

要支援1でもデイサービスは使える

デイサービスは要介護の人が使う場所だと思い、要支援1では利用できないと考えるご家族もいます。結論からいうと、要支援1でもデイサービスは利用できます。ただし、制度上の位置づけは、要介護の人が使う通所介護と少し異なる点に注意しましょう。

ここでは、要支援1のデイサービスと総合事業の関係、デイケアとの違いを解説します。

デイサービスと総合事業の関係

要支援1で使うデイサービスは、正式には介護予防・日常生活支援総合事業(総合事業)の通所型サービスにあたります。以前は介護予防通所介護と呼ばれていましたが、2015年4月から市町村が運営する総合事業へ移り、2017年度までに全国で切り替わりました。

総合事業へ移った背景には、地域の実情にあわせて介護予防を進める狙いがあります。運営の主体が国から市町村へ変わったため、サービスの内容や料金は市町村ごとに決められる形になりました。

そのため、要支援1のデイサービスは、要介護の人が使う通所介護と仕組みが一部異なります。

関連記事:デイサービス(通所介護)とは?サービス内容・費用・種類・選び方をわかりやすく解説

デイサービスとデイケアの違い

デイサービスと似たサービスに、デイケア(通所リハビリテーション)があります。どちらも施設に通う点は同じですが、目的と受けられる支援に違いがあります。

デイサービスは、食事や入浴などの生活支援と、レクリエーションや軽い運動を通じて心身の機能を保つのが目的です。一方、デイケアは、医師の指示のもとで理学療法士などがリハビリを提供する、医療寄りのサービスです。要支援1はどちらも利用できます。

退院後に集中してリハビリをしたいならデイケア、生活の支援や人との交流を重ねたいならデイサービスが適しています。親御さんの状態にあわせて、適切なサービスを選びましょう。

関連記事:デイケア(通所リハビリテーション)とは?デイサービスとの違い、料金、サービス内容をわかりやすく解説

要支援1のデイサービスは週何回?

デイサービスを使うと決めても、週に何回通えるのかは気になる方もいるでしょう。要支援1の利用回数の目安は、週1回程度です。ただし、回数の決まり方は要介護の人とは異なり、住んでいる地域によっても幅があります。

ここでは、要支援1の利用回数の目安と、要支援2との違い、市町村ごとの上限の考え方を見ていきます。

要支援1の利用回数の目安

要支援1のデイサービスは、週1回程度が利用回数の目安です。介護の必要度が低く、日常生活の多くを自分で送れる人が多いため、要介護の人に比べて通う回数は少なめに設定されます。

総合事業の通所型サービスは月額の定額制が基本で、週1回のペースで通う形が一般的です。デイサービスに通う日は、送迎や入浴、食事、機能訓練までを1日でまとめて受けられます。決まった曜日に通う習慣は、生活のリズムづくりにもつながります。

まずは週1回から始めて、生活のリズムや体調にあわせて見直す進め方が無理のない形です。実際の回数は、ケアプランを作るときにケアマネジャーと相談しながら決めていきます。

要支援2との回数の違い

同じ要支援でも、要支援2になると利用回数の目安は変わります。要支援2は要支援1より支援の必要度が高く、デイサービスは週2回程度が目安です。

区分ごとに使えるサービスの上限額(支給限度額)が異なり、要支援2のほうが多く設定されています。要支援2では、デイサービスの回数を増やしたり、訪問介護などと組み合わせたりして、利用の幅を広げられるでしょう。

親御さんが要支援1か要支援2かで、通える回数の見込みは変わります。状態が変われば区分の見直しもできるため、通いにくさを感じたらケアマネジャーに相談しましょう。要支援の段階は、介護予防の視点で回数を決めるのが基本です。

市町村で異なる回数の上限

要支援1の利用回数には、全国一律の決まった上限はありません。総合事業は市町村が運営するため、通える回数の上限や料金は市町村ごとの設定です。

そのため、同じ要支援1でも、住んでいる地域によって週の回数や利用の条件が変わる場合があります。回数の上限を定める市町村もあれば、支給限度額の範囲で柔軟に決められる市町村もあります。

親御さんが通える回数を正確に把握するには、お住まいの市町村の窓口か地域包括支援センターで確認しましょう。地域ごとのルールに沿った回数は、担当のケアマネジャーからも案内してもらえます。引っ越しで市町村が変わると、使える回数や料金も変わる場合があります。

要支援1のデイサービスの費用

デイサービスを続けるうえで、毎月いくらかかるのかは気になるところです。要支援1のデイサービスは月額の定額制が基本で、週1回なら自己負担は月1,400~2,000円ほどが目安です。食費などの実費は、これとは別にかかります。

ここでは、週1回利用したときの自己負担と、費用に含まれる項目、支給限度額を超えたときの扱いを見ていきます。

週1回利用したときの自己負担

要支援1のデイサービスは、総合事業の月額定額制で料金が決まります。週1回のペースで通う場合、介護保険の自己負担(1割)は月1,400~2,000円ほどが目安です。

所得が高い人は自己負担が2割や3割になり、その分だけ月々の金額も上がります。総合事業の料金は市町村ごとに設定されるため、同じ週1回でも地域によって多少の差が出ます。

たとえば、週1回(月4回)通った場合、サービス費の総額はおよそ1万6,000円で、1割負担ならおよそ1,600円です。ここに昼食代などが加わるため、実際の支払いは月数千円程度をみておくと安心です。正確な金額は、ケアプランを作るときに見積もってもらえます。

費用に含まれる項目

デイサービスの月々の支払いは、介護保険の自己負担分だけではありません。保険の対象になる部分と、全額自己負担になる実費に分かれます。

デイサービスで毎月かかる主な費用は、次のとおりです。

  • 介護保険の自己負担分(1~3割)
  • 昼食などの食費
  • おむつ代や日用品費
  • レクリエーションの材料費

このうち食費は、1食あたり500~800円ほどが目安で、施設によって金額が変わります。介護保険の対象になる自己負担分と、対象外の実費を分けて確認すると、毎月いくら必要かを把握できます。

支給限度額を超えたときの自費利用

デイサービスは、区分ごとに決められた支給限度額の範囲で使うのが基本です。要支援1の1か月の上限は5,032単位(1単位10円換算で約50,320円)で、この範囲なら1~3割の自己負担で利用できます。

支給限度額を超えてサービスを使うと、超えた分は介護保険が使えず全額自己負担になります。週1回では物足りず回数を増やしたいときは、限度額を超えた分を自費でまかなう形です。

自費でどこまで使うかは、家計とのバランスをみて考える必要があります。回数を増やしたいときは、ほかのサービスへの振り分けで調整できる場合もあるため、まずはケアマネジャーに相談しましょう。

要支援1のデイサービスで受けられるサービス

要支援1でデイサービスに通うと、送迎や入浴、食事の介助に加え、体を動かす機能訓練やレクリエーションを日帰りで受けられます。生活の支援と介護予防を一度に受けられる点が特徴です。

ここでは、デイサービスで受けられる支援の中身と、利用時間の選び方を見ていきます。

送迎から入浴・食事まで受けられる

デイサービスの基本は、自宅と施設の間の送迎から始まります。歩行や車いすの状態にあわせた車で送り迎えするので、通う負担は大きくありません。

施設では、次のような支援を受けられます。

  • 自宅と施設の送迎
  • 入浴や体を清潔に保つ介助
  • 栄養バランスの取れた昼食
  • 血圧や体温などの健康チェック

入浴は、手すりや機械浴などの設備が整い、自宅では難しい安全な入浴ができます。食事は、かむ力や飲み込みに配慮した刻み食などにも対応し、栄養の偏りを防ぐ役割も果たします。

機能訓練やレクに参加する

デイサービスでは、体の機能を保つ機能訓練や、ほかの利用者と楽しむレクリエーションに参加できます。要支援1のうちから体を動かす習慣をもつと、要介護状態への進行を防ぐ効果も見込めます。

機能訓練の中心は、歩行や立ち上がりの練習など、生活に必要な動作の維持です。レクリエーションの時間は、手先を使う工作や歌、簡単なゲームが中心になります。

人と交流しながら心と体を動かす時間は、家にこもりがちな生活に張りが生まれます。楽しみながら続けられる点も、要支援1の時期に通うメリットです。自宅では続けにくい運動を、専門職の見守りのもとで安全に取り組めます。

半日型と1日型から選べる

デイサービスには、過ごす時間の長さでいくつかのタイプがあります。7~9時間ほど過ごす1日型が一般的ですが、3時間ほどの半日型を用意する施設も増えました。

1日型は、食事や入浴を含めてゆっくり過ごせるため、日中の見守りを兼ねたいご家族に向いています。半日型は、リハビリや運動に絞って短時間で通いたい人に向き、体への負担も軽めです。

要支援1で体力に余裕がある場合は、半日型から気軽に始めて慣れてきたら1日型へ移すなど、体調や生活にあわせて選べます。施設によって提供するタイプは異なるので、見学のときに過ごし方を確かめましょう。

要支援1でデイサービスを始める手順

要支援1でデイサービスを使いたいと思っても、どこから動けばよいか、最初はわかりにくい部分です。デイサービスの利用は、相談から始まります。そこからケアプランの作成、施設との契約へと進む流れで、難しい手続きはありません。

ここでは、要支援1がデイサービスを始めるまでの手順を、3つの段階に分けて紹介します。

地域包括支援センターに相談する

要支援1でデイサービスを考えたら、最初の相談先は地域包括支援センターです。高齢者の暮らしを支える総合相談窓口で、市町村ごとに設けられています。

要支援1の人のケアプランを作るのも、この地域包括支援センターの役割です。デイサービスを使いたい希望を伝えると、職員が親御さんの状態や生活を確認し、必要なサービスを一緒に考えてくれます。

どこの窓口かわからないときは、市町村の介護保険の担当課で案内してもらえます。相談は無料で、電話での問い合わせも可能です。近くの窓口がわかれば、そのまま予約や訪問の相談にも進めます。まずは気になる点を伝えるところから始めましょう。

関連記事:地域包括支援センターとは?役割や相談できる内容、利用方法をわかりやすく解説

ケアマネジャーとケアプランを作る

相談を終えると、次は介護予防ケアプランの作成に進みます。ケアプランは、どのサービスをどれくらい使うかをまとめた計画書です。

要支援1では、地域包括支援センターの職員や委託されたケアマネジャーが、親御さんの希望や生活の課題を聞き取って作成します。週に何回通うか、どのデイサービスにするかも、この段階で相談しながら決めます。作成にかかる費用は介護保険でまかなわれ、自己負担はありません。

ケアプランは、一度作ったあとも状態の変化にあわせて見直せます。通い始めてから合わないと感じたら、遠慮なくケアマネジャーへ伝えましょう。

施設を見学して契約する

利用するデイサービスが決まったら、契約の前に見学をおすすめします。実際の雰囲気やスタッフの対応、通う時間帯の様子は、見学で初めてわかる部分が多くあります。

見学では、送迎の範囲や1日の過ごし方、入浴の設備までを確かめておくと安心です。気になる点はその場でスタッフに質問し、ご本人が通いたいと思えるかも確かめましょう。

納得できる施設が見つかったら、契約を結んで利用が始まります。契約時には、料金や利用日、キャンセルの決まりにも目を通しておきましょう。送迎の時間や持ち物についても確認しておくと、通い始めてから迷いません。無理のない範囲で通い続けられるかを、ご家族で話し合っておきましょう。

デイサービス以外に使えるサービス

要支援1で使えるのは、デイサービスだけではありません。自宅で受ける訪問型のサービスや宿泊、福祉用具のレンタルまで、選べる介護予防のサービスは豊富です。デイサービスと組み合わせれば、在宅での暮らしをより支えられます。

ここでは、デイサービスとあわせて検討したい代表的なサービスを紹介します。

訪問介護

訪問介護は、ホームヘルパーが自宅を訪れ、掃除や洗濯といった生活援助を手伝います。要支援1では、デイサービスと同じく総合事業の訪問型サービスとして利用します。

一人での家事が負担になってきた場合に、週1回程度から頼めるのが特徴です。調理や掃除を一緒にしながら、できる家事はご本人に続けてもらう関わり方が中心です。ヘルパーがすべてを代行するのではなく、自立した生活を保つ支えとして使います。

デイサービスで外出する時間を作り、訪問介護で自宅の生活を支える組み合わせもできます。掃除や調理のどこに手助けが必要かを、ケアマネジャーと相談して決めましょう。

関連記事:訪問介護とは?サービス内容から利用条件、費用、選び方までわかりやすく解説

訪問看護

訪問看護は、看護師が自宅を訪れ、健康状態の確認や医療的なケアを担います。血圧や体温の確認から、服薬の管理や床ずれの手当てまでが対応の範囲です。

要支援1でも、主治医が必要と認めれば利用できます。持病がある親御さんや、退院してまもない時期など、体調に不安があるときに頼れる存在です。かかりつけ医と連携しながら、自宅での健康管理を支えます。

デイサービスが生活と交流を支えるのに対し、訪問看護は健康面を見守る役割です。介護予防のサービスと医療を組み合わせると、在宅での暮らしをより安心して続けられます。医療の心配があるときは、かかりつけ医やケアマネジャーに相談してみましょう。

関連記事:訪問看護とは?サービス内容や費用、利用条件を介護保険・医療保険の違いから解説

福祉用具のレンタル

福祉用具のレンタルは、手すりや歩行器などを介護保険で借りられるサービスです。要支援1では、貸し出しの対象になる用具が限られますが、転倒を防ぐ環境づくりに役立ちます。

要支援1で借りられる主な用具は、手すりと歩行器、歩行補助のつえなどです。段差や濡れた床での転倒は、要介護状態のきっかけになる場合もあるため、住まいの安全を整える意味があります。

用具の選び方は、福祉用具専門相談員やケアマネジャーが助言してくれます。実際に試してから決められるので、まずは自宅のどこに危険があるかを確認し、親御さんの体に合うものを選びましょう。

関連記事:介護用品はレンタルと購入どっちがお得?介護保険の対象品目や料金、利用方法を解説

短期入所(ショートステイ)

短期入所(ショートステイ)は、施設に短期間泊まって、食事や入浴などの介護を受けられるサービスです。要支援1では、介護予防短期入所生活介護として利用できます。

ご家族が旅行や冠婚葬祭で家を空けるときや、介護を少し休みたいときの支えになります。数日からの利用ができ、親御さんにとっては生活の気分転換にもなる時間です。

デイサービスが日帰りなのに対し、ショートステイは泊まりで介護を任せられる点が異なります。連続して使える日数には上限があるため、長めに預けたいときは事前の確認が必要です。急な用事に備えて、使い方を早めにケアマネジャーへ相談しておきましょう。

関連記事:ショートステイの費用はいくら?種類別の料金相場や自己負担額をわかりやすく解説

要支援1のデイサービスに関するよくある質問

最後に、要支援1のデイサービスについて、ご家族から多く寄せられる質問をまとめます。本文で触れきれなかった疑問を、ここで解消しておきましょう。

ここでは、特に相談の多い3つにお答えします。

要支援1でも一人暮らしは続けられる?

要支援1の認定を受けても、一人暮らしを続けられます。日常生活の多くをご自分でできる状態のため、支援をうまく組み合わせれば自宅での暮らしを保てます。

ただし、転倒や火の消し忘れといった生活のリスクには注意が必要です。デイサービスや訪問介護に加え、緊急通報装置や見守りサービスを使うと、一人暮らしの不安をやわらげられます。食事づくりが負担なら、配食サービスの利用も選択肢です。

デイサービスに定期的に通えば、職員が体調の変化に気づく見守りにもつながります。親御さんの生活で心配な点は、地域包括支援センターに相談すると、暮らしに合った支援を教えてもらえます。

ご本人が行きたがらないときはどうする?

ご本人がデイサービスに行きたがらないのは、よくある悩みです。知らない場所や人への不安、介護される側になる戸惑いが背景にある場合が多くあります。

無理に説得せず、まずは施設の見学や体験利用から始めてみましょう。一度雰囲気を知れば、安心して通えるようになる親御さんも少なくありません。短時間で帰れる半日型から試すと、心理的な負担を抑えられます。

それでも気が進まないときは、担当のケアマネジャーに相談するのも一つの方法です。ご本人の好きな趣味や活動を取り入れているデイサービスを選ぶなど、焦らず気持ちに寄り添って進めましょう。

要支援1から要介護になったらどうなる?

要支援1から状態が進むと、区分変更の申請で要介護へ移る場合があります。要介護になると、デイサービスは総合事業ではなく、介護給付の通所介護の扱いです。

通所介護になると、利用できる回数の幅が広がり、支給限度額も要支援1より大きくなります。訪問介護や福祉用具など、頼れるサービスの選択肢も増えます。介護の手厚さは増しますが、使えるサービスが増えるぶん自己負担の総額も上がる点は知っておきましょう。

区分変更は、心身の状態が変わったタイミングで、介護保険の担当窓口へ申請できます。判断に迷うときは、ケアマネジャーや地域包括支援センターに相談して進めましょう。

まとめ

要支援1でも、デイサービスは総合事業の通所型サービスとして利用できます。利用回数は週1回程度が目安で、自己負担は月1,400~2,000円ほどに食費などの実費が加わります。

利用を始めるときは、まず地域包括支援センターに相談し、ケアプランを作ってから施設を見学する流れです。デイサービス以外にも訪問介護や福祉用具のレンタルなど、在宅を支えるサービスを組み合わせられます。

まずは地域包括支援センターやケアマネジャーに、親御さんの状態と希望を伝えるところから始めましょう。デイサービス選びや在宅介護で迷ったときは『笑がおで介護紹介センター』へご相談ください。

参考サイト

このコラムの監修者

花尾 奏一(はなお そういち)

保有資格:介護支援専門員、社会福祉士、介護福祉士

有料老人ホームにて介護主任を10年 
イキイキ介護スクールに異動し講師業を6年
介護福祉士実務者研修・介護職員初任者研修の講師
社内介護技術認定試験(ケアマイスター制度)の問題作成・試験官を実施

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