老人ホームはの入居は何歳から?施設を探すタイミングを解説

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ご両親の介護が必要となったときや、ご自身の定年後に、老人ホームへの入居をご検討している方は少なくありません。

また「有意義なセカンドライフ」を目標として老人ホームへの入居をご検討されるケースもあります。

しかし実際に何歳から老人ホームに入居できるのかわからない、どんな老人ホームが自分に適しているのかわからない、とお悩みではありませんか?

本記事では老人ホームに入居する年齢や入居するきっかけ、老人ホームの探し方やポイントなどについて解説しています。

老人ホームでお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。

老人ホームは何歳から入れる?

多くの老人ホームは60歳〜65歳以上の方を入居可としています。

ただし、後述しますが施設や利用者の状況によっては60歳未満でも入居できる可能性があるので、必ずしも60歳以上でなければならないというわけではありません。

しかし、実際の高齢者施設に入居している方の平均年齢は、介護付き老人ホームは87.1歳、住宅型有料老人ホームは84歳、サービス付き高齢者向け住宅は84.1歳と、全体的に高い年齢層の方が多くの割合を占めています。

参照:【野村総合研究所:高齢者向け住まいにおける運営形態の多様化に関する実態調査研究】

上記の理由として、認知症の進行で家族の介護が困難になってしまったり、老化による心身の不調で介護保険サービスの利用を開始したりする年齢が80〜90歳程度であることが考えられます。

施設種別によって入居可能な年齢が異なる

前述したとおり、高齢者向けの施設はさまざまな種類があり、それぞれ入居可能となる年齢が異なります。

入居可能な年齢

施設名

60歳以上、もしくは65歳以上で入居可能

健康型有料老人ホーム

介護付き有料老人ホーム

住宅型有料老人ホーム

60歳以上で入居可能

サービス付き高齢者向け住宅

ケアハウス(自立型)

軽費老人ホーム

65歳以上で入居可能

ケアハウス(介護型)

グループホーム

介護老人保健施設(老健)

特別養護老人ホーム(特養)

 

一般的に、介護老人保健施設や特別養護老人ホームなど、介護を必要としている方の自立を助けるような施設は65歳以上で入居可能となっています。

逆に、サービス付き高齢者向け住宅やケアハウス(自立型)など、自立ができているものの若干の介護や支援を必要としている方は60歳以上で入居可能となっています。

関連記事:介護付有料老人ホームの特徴・入居の条件と費用相場

60歳未満でも入居できる施設はある?

ここまで60歳以上の場合の高齢者向け施設について解説してきましたが、ご自身の状況や施設によっては60歳未満でも入居できます。

たとえば40歳以上で特定疾病により、要介護認定を受けている方は特別養護老人ホームへの入居が可能です。

特定疾病とは、厚生労働省が定めた加齢に伴って発症するとされている、16種類の疾病のことで、主に「関節リウマチ」「認知症」「脳血管疾患」などが挙げられます。

特定疾病に関して、詳しくは【厚生労働省:特定疾病の選定基準の考え方】をご覧ください。

他にも「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」や「有料老人ホーム」であれば、60歳未満でも入居が可能です。

老人ホームに入居するきっかけは?

前述したとおり、老人ホームに入居されている方の年齢は80歳〜90歳がもっとも多いです。

そのほとんどの方の老人ホームに入居するきっかけは「身体的な状況の悪化」としています。

例として、入院が長引き、筋肉の衰えや麻痺・骨折により日常的な動作が困難になったため、自宅での介護が困難になってしまうケースや、認知症の進行により家族の介護負担が増えてしまってフォローできなくなってしまったケースが挙げられます。

このように高齢者の身体的な状況の悪化により、介護者が限界を感じた時点で老人ホームへの入居を決めることが多いのです。

老人ホームを探す適切なタイミング

老人ホームを探しておくべきタイミングは、ご自身が60歳未満で、元気な状態であるときがベストです。

その理由としては、老人ホームを探すためには、インターネットなどで調べたうえで下見や施設見学が必要となりますが、いくつもの老人ホームを訪問したり比較検討するために多くの手間と時間と体力が必要になるからです。

加齢により体力が低下した状態や要介護状態になってしまうと、老人ホーム探しは非常に負担がかかってしまいますし、家族にも迷惑が掛かってしまう可能性があります。

そうなってしまう前に、ある程度自分のご希望に沿った老人ホームに目星をつけておき、元気なうちに見学してみましょう。

笑がおで介護紹介センター」では、専属の相談員が無料で老人ホームをご紹介しております。

納得がいくまで、一緒にご希望の老人ホーム探しをお手伝いしますので、ぜひご利用ください。

老人ホームの探し方・探す際のポイント

老人ホームを探す際には、大きく分けて4つの相談窓口を利用します。

  • 地域包括支援センターなどの公的機関
  • 老人ホーム紹介センター
  • ケアマネジャー
  • インターネットポータルサイト

これらの窓口を活用すると、いくつか候補となる老人ホームが見つかるはずです。

しかし、その候補の中から適当に決めてしまうと、自分が思い描いていた老後の生活からかけ離れたものとなり、後悔してしまう可能性があります。

老人ホーム選びで失敗しないためにも、どのような考え方で探すのかは知っておくべきです。

以下で、老人ホームの探し方や探す際の5つのポイントについて解説します。

資産状況に即した施設を探す

1つ目のポイントは「資産状況に即した施設を探す」です。

ご自身の老後にかかる生活費用や葬儀代、年金などを考慮したうえで、毎月いくらくらいの施設に入居するのかを検討しましょう。

また、有料老人ホームの場合、入居金のみで数千万円かかる施設もあるため注意が必要です。

施設にかかる費用の種類と総額、ご自身の資産状況や老後の収入について事前に調査や把握をしておくことをおすすめします。

老後の収入については、総務省が発表した資料によると、高齢夫婦無職世帯(夫65歳以上、妻60歳以上)の場合、毎月の収入の平均は237,659円となっていますので、ぜひ参考にしてください。

参照:【総務省統計局:令和元年度 家計調査年報(家計収支編)】

早めに家族・親族と話し合う

2つ目のポイントは「早めに家族・親族と話し合う」です。

介護を受けるといっても、家族が介護するのか、在宅での介護になるのか、老人ホームに入居して介護を受けるのかといった選択肢があります。

自分は家族に介護してもらうつもりだったけど、家族は老人ホームに入居して貰うつもりだった…なんてことがないように、早めに家族や親族と話し合い、認識を合わせておくことが重要です。

また、介護方法を早めに決めておくことで、今後の課題や必要な資産が明確化するメリットもあります。

気になる老人ホームは見学に行く

3つ目のポイントは「気になる老人ホームは見学に行く」です。

どんなにきれいな外観で、自分に最適なサービス内容だとしても即決してしまうのではなく、必ず見学に行くことを推奨します。

実際の入居者・スタッフの人柄や、部屋の清潔さ、全体的な雰囲気や具体的なサービスの内容など、老後はここで生活がしたいと思えるようなところであるかを検討しましょう。

比較できるように複数の老人ホームを見学することをおすすめしますが、見学には1件当たり90分程度かかると言われているので、半日程度の時間を確保できる日や何日間かに分けて見学に行ってみましょう。

元気なうちから積極的に行動する

5つ目のポイントは「元気なうちから積極的に行動する」です。

「気になる老人ホームは見学に行く」でも記載しましたが、老人ホームの見学には1件当たり90分程度かかると言われています。

そのため、体力がないと老人ホーム選びに時間や手間をかけることができず、妥協してしまったり、最悪なケースだと自分に合っていない老人ホームを選んでしまい失敗してしまう可能性もあります。

また、家族との話し合いも、認知症が発症したり介護が必要になったりしてからでは遅いでしょう。

ご自身に最適な老人ホームで快適な生活を送りたい、家族に余計な負担をかけたくないとお考えの方は元気なうちから積極的に老人ホームを探しておくことをおすすめします。

関連記事:働きながら入れる老人ホームはある?施設探しの注意点を徹底解説

老人ホームは何歳から入居するべき?まとめ

冒頭でも記載したとおり、多くの老人ホームは60歳〜65歳以上の方を入居可としていますが、施設や利用者の状況によっては60歳未満でも入居できる可能性があります。

現在ではさまざまな高齢者施設があるため、多くの選択肢が用意されているのです。

自分で積極的に老人ホームを探すことも重要ですが、高齢者施設の紹介を行ってくれるサービスも数多く提供されているため、上手に活用することで、手間をかけずにご自身の状況に合った老人ホームに巡り合えます。

笑がおで介護紹介センター」では、無料で専属の相談員がご希望の施設探しから、入居手続きまでをお手伝いします。

老人ホーム選びでお困りの方は、まずはご相談いただければ幸いです。

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監修者

花尾 奏一(はなお そういち)

保有資格:介護支援専門員、社会福祉士、介護福祉士

有料老人ホームにて介護主任を10年 
イキイキ介護スクールに異動し講師業を6年
介護福祉士実務者研修・介護職員初任者研修の講師
社内介護技術認定試験(ケアマイスター制度)の問題作成・試験官を実施

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