【相談事例】パーキンソン病を患う方の暴言トラブル…施設退去勧告から迅速な次の住まい探し:京都エリア 葛原相談員 vol.26

この記事は 約 6 分 で読めます
この記事と同じような状況で悩みではありませんか?
- 【関係性】 高齢の兄がキーパーソンとして、実の弟の施設トラブルや転居手続きに直面して苦悩している立場
- 【症状・医療】 認知症はないものの、強い暴言や問題行動があり、施設から退去勧告を受けた状態
- 【予算・エリア】 京都エリアから移動可能な範囲で、受け入れを最優先とした住宅型有料老人ホームへの入居
- 【緊急度】 施設での職員退職トラブルにまで発展し、退去期限が迫っているため一刻の猶予もない状況
30秒でわかる!この事例のあらすじ
パーキンソン病を患う70歳代の弟様が、入居中の施設で職員への暴言や問題行動を繰り返し、退去勧告を受けてしまいました。高齢の兄様は精神的に追い詰められ、在宅介護も不可能な絶望的状況のなかで私どもにご相談をいただきました。受け入れ困難な条件のなか、滋賀県大津市の住宅型有料老人ホームとの粘り強い交渉により転居が決定。当日の激しい入居拒否に対しても相談員が付き添い、無事に入居を完了させてご家族の平穏な暮らしを取り戻した事例です。
ご相談の背景
ご入居者 |
|
|---|---|
ご相談者 |
|
相談時の状況 |
|
ご要望・条件 |
|
「在宅介護は無理…」施設退去を迫られたご家族を救った転居の軌跡
1.1 他施設で断られ続けた困難なご相談、滋賀の住宅型有料老人ホームとの粘り強い交渉
問題行動での退去勧告は、非常に難易度が高いご相談です。お兄様の悲痛な訴えを受け止め、すぐに行動を開始しました。認知症の診断がないため、介護を拒否する意思が明確であり、一般的な施設では受け入れを断られる可能性が極めて高い状況でした。
当センターのネットワークを活用し、過去に同様の問題行動のある方を受け入れた実績のある滋賀県の住宅型有料老人ホームに打診を行いました。施設の相談員にこれまでの経緯をすべて正直に伝え、どのような対応であれば管理が可能かを細かく協議いたしました。
その結果、施設側から「本人が移動に納得すること」を条件として、受け入れの合意を得ることができました。お兄様にこの旨を報告した際、安堵のあまり電話口で号泣されていた姿が今でも深く心に残っています。
1.2 当日の激しい入居拒否を乗り越えた同行と粘り強い説得
施設側からの条件である「本人の納得」を得るため、前の施設の施設長からも丁寧に説明を重ねていただきました。何とか転居に納得されたのですが、入居当日を迎えると、ご本人は激しい拒否反応を示されました。
お荷物を積み込みましたが、ご本人はタクシーへの乗車を頑なに拒み、駐車場で30分以上も立ち往生する事態となったのです。お兄様がシルバーカーを引いて必死に説得し、なんとかタクシーに乗車してもらい新施設へと向かいました。
現地に到着してからも、玄関の風除室に椅子を置いて座り込み、中に入ろうとしませんでした。ご本人のプライドや不安な心情に寄り添い、決して感情的にならずに1時間近くお話を伺い続けました。
ちょうどこの入居当日は、激しい台風が接近する不穏な天候でもありました。次第に外の風が強まってきたことで、ご本人自ら「今日は嵐だからここに泊まろう」と仰ってくださり、さらに「トイレに行きたい」という自発的な行動も重なって、自然な形で館内へ誘導することができたのです。
こうして無事にお部屋への入館とお申し込みの手続きを完了することができました。ご家族だけではご負担が大きかった場面でも、第三者として寄り添うことで、無事に入居へとつなげることができました。
※パーキンソン病と施設選びへの影響について
【パーキンソン病とは】
中脳の黒質にあるドパミン神経細胞が減少することで、手足の震えや筋肉のこわばり、動作緩慢などの運動症状が引き起こされる進行性の神経変性疾患です。厚生労働省が指定する特定疾患(難病)の一つであり、症状の進行に伴って身体機能が低下するため、シルバーカーや車椅子の生活へと移行していきます。
【施設探しへの影響と注意すべき体制】
パーキンソン病の受け入れにおいて、施設選びで直面する最大の壁は「薬効の波(オン・オフ現象)」への対応と「精神症状・周辺症状」への理解度です。薬の効果が切れると急激に身体が動かなくなるため、必要なタイミングでの正確な服薬管理と、突発的なすくみ足や転倒リスクに対応できる24時間体制の介護スタッフの配置が不可欠となります。
転居後の劇的な変化と、ご家族への手厚いアフターフォロー
あの嵐の入居初日から最初の1週間ほどは、お部屋のテレビも繋がず荷物もそのままの状態で張り詰めた空気が続いていました。しかし、施設のスタッフの皆様が適切な距離感を保ちながら毅然と、かつ温かく接してくださったおかげで、徐々に環境に馴染んでいかれました。
現在では、以前のような激しい暴言や問題行動は影を潜め、驚くほど落ち着いた生活を送られています。環境と関わり方を変えることで大きく改善したことに、環境選定の重要性を再認識いたしました。
入居の手続きが落ち着いた後、日を改めてキーパーソンであるお兄様のもとをお伺いしました。一時は退去期限が迫り、在宅介護の不安と絶望のなかで涙を流されていたお兄様ですが、現在の弟様の穏やかな暮らしぶりをご覧になり、本当に安心した表情を見せてくださいました。
お兄様からは「あのままでは家族全員が崩壊してしまうところでした。最後まで付き添い、滋賀の施設との縁を繋いでくれて、感謝の言葉しかありません」と、大変ありがたいお言葉をいただくことができました。
「笑がおで介護紹介センター」がお手伝いできること
困難なご相談における迅速な受け入れ先選定と交渉
施設から退去勧告を受けるような、暴言や問題行動を伴うケースであっても、蓄積された豊富な実績と独自のネットワークにより、受け入れ可能な施設を探し出します。各施設の特性を把握したうえで、ご入居者様・ご家族様に最適な選択肢をご提案いたします。
入居当日のトラブルを防ぐ徹底した同行サポート
激しい入居拒否や移動の混乱が予想される場合でも、担当者が現地に同行し、ご本人の心情に寄り添ったサポートを行います。ご家族だけでは解決が難しい物理的・精神的な障壁を取り除き、安全な転居を最後まで見届けます。
担当相談員 葛原より、施設探しでお悩みのあなたに
今回の事例は、パーキンソン病を抱えながら、施設での問題行動により退去を迫られるという非常に切迫した状況でした。高齢のお兄様がお一人で不安を抱えられている姿を見て、何としても新しい安心の場を見つけなければならないと強く感じました。
ご本人の拒否などの壁がありましたが、一つひとつ丁寧に向き合うことで、ご家族の平穏な日々を取り戻すことができました。
私たち「笑がおで介護紹介センター」は、ただ施設をご紹介するだけではありません。
今回の事例のように、お客様の抱える複雑なニーズを深く理解し、医療と生活の楽しみを両立できる最適な施設を、情報収集ときめ細やかな調整力でご提案します。
ホームページには載っていない「生の情報」や長年の経験から培ったノウハウ、柔軟な発想であなたのお悩みに寄り添います。
「もう無理だ」と諦める前に、まずは一度「笑がおで介護紹介センター」にご相談ください。あなたの「正解」を一緒に見つけるお手伝いをさせていただきます。
この相談事例の担当相談員

笑がおで介護紹介センター/京都エリア担当
相談員葛原(くずはら)
困難なご相談でも諦めず、徹底した情報収集と粘り強い交渉で最適な施設を見つけ出します。ご家族のご負担を少しでも減らせるよう、入居当日までしっかりと寄り添い、真心を込めてサポートいたします。
この記事の関連記事
-
【相談事例】うつ傾向の弟が退院へ。専門の訪問看護と、将来の生活保護の手続きも安心な堺市の老人ホーム探し:堺エリア D相談員 vol.26
-
【相談事例】複数社競合を制した施設選び!パーキンソン病・在宅酸素の母が大阪府北部で安く早期入居できた工夫:北摂エリア 生田相談員 vol.26
-
【相談事例】認知症の金銭管理トラブルを解消。低予算で入居できた東大阪市の住宅型有料老人ホーム:北摂エリア 濵﨑相談員 vol.26
-
【相談事例】急な骨折入院で在宅限界。アルツハイマー型認知症の徘徊でも安心な、家から近い老人ホーム 探し:堺エリア 奥田相談員 vol.26
-
【相談事例】老健からの退所後に向けた京都市内の施設探し 理学療法士のリハビリと自由な生活を両立する住宅型有料老人ホーム:京都エリア角谷相談員vol26
-
【相談事例】パーキンソン病を患う方の暴言トラブル…施設退去勧告から迅速な次の住まい探し:京都エリア 葛原相談員 vol.26

0120-177-250

