【相談事例】パーキンソン病で胃ろうの夫を支える、要介護5・パーキンソン病の施設選び:京都エリア 中尾相談員 vol.23

パーキンソン病の進行に伴い、病院からの退院と同時に次の移動先を探さなければならない状況は、ご家族にとって大きな精神的負担となります。特に、胃ろうなどの医療行為が1日に複数回必要で、かつ寝たきりの状態である場合、受け入れ可能な体制を整えた施設は限られてしまうのが実情です。
本コラムでは、要介護5でパーキンソン病を患い、1日3回の胃ろうと頻回な水分補給が必要なご主人のために、24時間看護体制と充実したリハビリ環境を兼ね備えた京都エリアの住宅型有料老人ホームへのご入居を実現した事例をご紹介いたします。最善の環境を求めて奥様と一緒に歩んだ施設探しの軌跡を詳しくお伝えします。
長年の在宅介護や長期の入院を経て、自宅に戻ることが困難になった大切なご家族のために、医療と生活の質を両立できる最適な高齢者施設を見つけ出した事例の紹介です。
ご相談の背景
ご入居者 |
80歳代の男性。要介護5、パーキンソン病、寝たきりで意思疎通は非常に困難な状態です。 |
|---|---|
ご相談者 |
ご本人の奥様。 |
相談時の状況 |
ご主人はパーキンソン病の進行により寝たきりとなり、現在は病院に入院中でした。病院からは退院を促されており、身体機能の低下から自宅へ戻ることは不可能な状況でした。1日3回の胃ろうに加え、お薬と合わせた定期的な水分補給が複数回必要なため、常に看護師による管理が欠かせません。70代の奥様がキーパーソンとして動かれていましたが、退院期限が迫る中で医療ケアとリハビリが両立できる場所を早急に見つける必要があり、大きな不安を抱えておられました。 |
ご要望・条件 |
|
看護体制とリハビリを重視した京都エリアでの施設選び
24時間看護とリハビリ体制のある施設を選定
病院からの退院期日が迫る中、奥様から私のもとへご相談をいただきました。ご主人はパーキンソン病の影響で寝たきりであり、1日3回の胃ろうケアだけでなく、お薬に合わせた水分補給を1日4回ほど定時で行う必要がありました。
このような頻回な医療行為がある場合、夜間も看護師が常駐している24時間看護体制の施設でなければ受け入れが難しいです。
私はプロの相談員として、まずは奥様の「少しでも主人の身体を動かしてあげたい」という強いリハビリへのご要望を受け止めました。京都で条件に合致する複数の高齢者施設をピックアップし、迅速に検討を進めました。
最初に検討した施設は、京都エリアにある医療特化型の住宅型有料老人ホームでした。こちらは医療的ケアの体制は非常に手厚いものの、いわゆるホスピスとしての性質が強く、基本的にはお部屋の中で過ごす時間が中心となる環境でした。リハビリや他者との交流といったレクリエーションの機会がほとんど設定されていないことが分かり、奥様が望まれる「少しでも活気ある生活」という目的には合致しにくいと判断し、別の選択肢を模索することにいたしました。
医療対応と日々の活力を生む環境の選定
次に京都エリア内の別の住宅型有料老人ホームへ見学に向かいました。こちらの施設は建物も非常に立派で、リハビリの提供自体は可能であったものの、回数が週に2回程度と限られており、奥様にとっては少し物足りなさを感じる内容でした。
さらに詳しく確認を進めると、夜間の看護スタッフの配置人数が少なめであるという体制面の懸念が浮き彫りになりました。1日に何度も定時の胃ろうや水分補給のケアが必要なご主人にとって、夜間のスタッフ数が少ない環境は、万が一の際の対応に遅れが生じるリスクがあると感じました。
そこで最終的にご提案し、入居の申し込みを行ったのが、同じ京都エリアに新しく開設された住宅型有料老人ホームです。こちらの施設は新築で非常に清潔感があり、24時間看護師が常駐しているため、日中夜間を問わず胃ろうのスケジュールにも完全に対応できる体制が整っていました。
さらに、寝たきりの状態であっても、リクライニング車椅子を用いて丁寧なリハビリテーションを実施してくれる環境があり、毎日何らかのレクリエーションが開催されている点も大きな魅力でした。
費用面に関しても、施設の利用料金は十分に予算内におさまることが確認できました。奥様のご要望がすべて揃っていることが決め手となり、こちらの施設への入居を決定いたしました。
※パーキンソン病と胃ろうについて
パーキンソン病は、脳の神経伝達物質が減少することで、身体の動きに障害が出る進行性の神経難病です。病状が進むと筋肉がこわばり、食べ物や飲み物を飲み込む嚥下機能が著しく低下するため、誤嚥性肺炎を防ぐ目的で腹部に小さな穴を開けて管を通す胃ろうという処置がとられる事があります。
このような状況で施設探しを行う際、単に受け入れ可能というだけでなく、1日に何度も発生する注入作業を正確に実施できる看護体制が不可欠です。また、拘縮を防ぐための専門的なリハビリ体制が整っているかどうかが、入居後の生活の質を大きく左右する重要なポイントとなります。
入居後の安心感と毎日の面会がもたらした変化
入居までのスムーズな手続きと入居後の変化
入居の手続きにあたっては、私は病院の地域連携室やソーシャルワーカーとの間で、ご主人の正確な身体状況やケアの引継ぎに関する細かな連絡調整をサポートいたしました。入居当日は、お部屋の荷物の搬入や家具の配置の整理をお手伝いし、奥様が少しでもスムーズに新しい生活のスタートを切れるよう並走いたしました。
入居後のご主人は、新しい施設のきれいで明るい環境のなか、24時間の安心した看護管理のもとで過ごされています。リクライニング車椅子を使用して、専門スタッフによる丁寧なリハビリを無理のない範囲で継続して受けておられます。毎日開催されるレクリエーションの雰囲気を感じることで、お部屋に閉じこもりがちだった病院での生活よりも、表情に穏やかさが見られるようになりました。
自由な面会環境がもたらしたご家族の笑顔
何よりも奥様が喜んでくださったのは、面会に関する環境の変化です。入院していた病院では面会の制限が厳しく、十分に顔を合わせることができませんでしたが、新しい施設では面会の自由度が高くなりました。ご自宅から施設までは車で20分ほどの距離があるものの、奥様は毎日欠かさずご主人の面会に足を運ばれています。
「病院にいた時よりも主人のそばに長くいてあげられるようになり、本当に嬉しいです。リハビリもやってもらえて、ここを選んで本当に良かったです」と、私に涙を浮かべながら何度も感謝の言葉を伝えてくださいました。切迫していた状況から解放され、笑顔を取り戻された奥様の姿を見て、私も心から安堵いたしました。
笑がおで介護紹介センターがお手伝いできること
医療ケアが必要な重度の方への最適な施設選定
胃ろうや点滴など、毎日の医療対応が必要な方に対して、単に受け入れが可能というだけでなく、ケアの頻度や夜間の看護体制まで細かく確認します。相談者様の状況に合わせて確実に安心・安全に暮らせる施設を厳選してご提案いたします。
家族の想いに寄り添う条件の同時実現
医療行為のクリアだけでなく「リハビリをさせたい」「面会に行きやすい場所が良い」といった、ご家族の生活の質に関わる大切なご要望を諦めません。複数の希望条件を高いレベルで満たす施設を、プロの確かな視点で見つけ出します。
病院や施設との煩雑な調整業務の全面代行
退院期限が迫るなかでの病院のソーシャルワーカーとの連携や、施設の見学手配、入居当日のサポートまでを一貫して引き受けます。ご家族が介護手続きの負担や不安で倒れてしまわないよう、すべてのプロセスで手厚く並走いたします。
担当相談員 中尾より、施設探しでお悩みのあなたに
大切なご家族の介護度が重くなり、さらに医療行為が必要になると、自宅での生活だけでなく施設探しそのものに行き詰まってしまうことが少なくありません。
私たちは、お一人おひとりのご状況に真摯に耳を傾け、どのような体制であれば安心して過ごせるかを徹底的に考え抜きます。諦める前に、まずは私たちにご相談ください。
私たち「笑がおで介護紹介センター」は、ただ施設をご紹介するだけではありません。
今回の事例のように、お客様の抱える複雑なニーズを深く理解し、医療と生活の楽しみを両立できる最適な施設を、徹底した情報収集ときめ細やかな調整力でご提案します。
ホームページには載っていない「生の情報」を活用し、長年の経験から培った交渉力で、ご家族にとっての不安を解消し、最適な環境を整えるメリットを提供できるようにお手伝いいたします。
「もう無理だ」と諦める前に、まずは一度「笑がおで介護紹介センター」にご相談ください。
あなたの「正解」を一緒に見つけるお手伝いをさせていただきます。
この相談事例の担当相談員

笑がおで介護紹介センター/京都エリア担当
相談員中尾(なかお)
医療行為やリハビリが必要な難しい条件でも、長年の経験と交渉力を活かし、ご本人様とご家族が安心して笑顔で暮らせる施設選びを全力でサポートいたします。どんな些細なご不安でも、まずは一度ご相談ください。
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