【相談事例】頸髄損傷で要介護5・全介助の70代男性が「自分らしく暮らせる施設」を大阪・枚方で見つけるまで :大阪エリア 濵﨑相談員 vol.33

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この記事と同じような状況でお悩みではありませんか?
- 【関係性】 離れて暮らす兄弟姉妹やご家族の急な施設探しでお悩みの方
- 【症状・医療】 頸髄損傷などの神経・身体障害、要介護5、常時車椅子利用、全介助
- 【予算・エリア】 大阪市、枚方市、宇治市周辺で月額費用を抑えたい方
- 【緊急度】 病院からの退院期限が迫っている、自宅での生活継続が難しい緊急度の高い状態
30秒でわかる!この事例の Before → After
【Before(ご相談前の課題)】
- 事故(頸髄損傷・要介護5)により自宅復帰が困難となり、退院期限が迫っていた
- 手足が動かず全介助が必要なため、音声機器やブレスナースコールの設置を断られないか不安だった
- 遠方から通う妹様に負担をかけない立地や、将来的な費用面・制度利用の不安を抱えていた
【After(サポート後の成果)】
- 枚方市の住宅型サ高住と交渉し、実費工事やブレスコール・音声機器の導入快諾を獲得
- 身体に適合する特殊なリクライニング車椅子の継続使用と、希望施設の空室待ち体制を構築
- 高額介護サービス費の申請フォローや将来の生活保護対応の承諾も得て、安心して過ごせる住まいを実現
ご相談の背景
ご入居者 |
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ご相談者 |
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相談時の状況 |
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ご要望・条件 |
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一瞬で変わった日常。頸髄損傷を負った兄と支える妹の施設探し
ある日突然訪れた不慮の事故は、これまで穏やかに一人暮らしを送られていたご本人様の日常を大きく一変させてしまいました。病院での懸命な治療により一命は取り留めたものの、首から下に強い麻痺が残る頸髄損傷と診断され、身体の自由を完全に失うこととなってしまったのです。
要介護5という最も重い介護度となり、食事や排せつ、身の回りの動作すべてに介助が必要な状態となりました。これまでご自身のペースで自由気ままに生活を楽しんで来られたご本人様にとって、ベッドの上から動けないという現実は計り知れないほど大きなショックであったはずです。
それでもご本人様は、「体は自由に動かなくても、少しでも自分らしく暮らせる場所を探したい」と、前向きなお気持ちを抱いていらっしゃいました。
要介護5の重度障害と面会しやすいアクセス環境の模索
その想いを受け止めたのが、京都市内にお住まいの妹様でした。ご自身もお仕事を抱えながら、突然の事態に途方に暮れる兄のために何ができるかを必死に模索されていました。大阪市の自宅には戻れない以上、退院後の行き先として介護施設を探すことが急務となったのです。
妹様は「自分ができる限り面会に通い、兄の支えになりたい」と強く望まれていました。そのためには妹様の自宅から行きやすい京都府宇治市や、アクセスに便利な大阪府枚方市周辺で施設を見つける必要があったのです。
しかし、重度の身体障害を受け入れられる施設は限られており、さらにご本人様のご希望を叶えるための特別な環境の調整が必要でした。退院期限というタイムリミットが迫る中、妹様は不安で胸がいっぱいになりながら私どもにご相談くださいました。
手足が動かなくても諦めない!音声操作とブレスコール対応の施設交渉
ご本人様は手足を自由に動かすことができませんが、会話の力はしっかりと保たれておられました。「自分の力でできることを少しでも残したい」「周囲に気を遣いすぎずテレビを見たり照明を消したりしたい」という強い願いをお持ちだったのです。
そこでご本人様が希望されたのが、音声認識スマートスピーカーの導入でした。声だけでテレビの電源を入れたり、音楽を聴いたりできれば、ベッド上にいても自分自身の意思で生活の心地よさをコントロールすることができます。
ブレスコール(息吹き式ナースコール)導入へのハードルと施設交渉
さらに最も重要なのがナースコールです。一般的な手で押すタイプのボタンは使用できないため、息を吹きかけたり口元で合図を送ったりすることでナースステーションを呼び出せる「ブレスコール(息吹き式ナースコール)」の設置が不可欠でした。
こうした特殊機器の導入や通信環境の設定、工事を伴う設備調整に対して、多くの施設は管理上のリスクや手間の観点から難色を示しがちです。しかし、私どもはお一人おひとりの尊厳ある暮らしを守ることこそが介護支援の本質だと考えております。
そこで、宇治市や枚方市にある有料老人ホームに対して確認と交渉を行いました。「お体は動かなくても、ご自身の意思で自分らしく暮らしたい」というご本人様のお気持ちや背景をしっかりと施設側へお伝えし、柔軟な対応をお願いしたのです。
その結果、枚方市にある住宅型有料老人ホームが「ご本人様の快適な生活のためなら、実費負担での工事や初期設定のサポートを全面的に協力します」と快諾してくださいました。技術や人の温もりによって、ご本人様の意志が尊重される道が開けた瞬間でした。
身体に合った車椅子を使い続けたい!提携外の用具搬入と施設調整
設備面の課題をクリアしたあとも、乗り越えるべきハードルはいくつかありました。その一つが、病院で日常的に使用していた特殊なリクライニング機能付き車椅子の選定と確保でした。
ご本人様のお身体は拘縮や姿勢の維持が難しく、一般的な車椅子では身体に負担がかかって痛みが生じてしまいます。病院で使用していたリクライニング車椅子を施設に入居してからも継続して使用することが、体調維持のための必須条件でした。
提携外業者からの福祉用具持込調整と段階的入居プラン
しかし、施設側が普段提携している福祉用具業者とその特殊な車椅子の取扱業者が異なっており、そのままでは搬入が難しいという壁にぶつかりました。妹様も「せっかく慣れた車椅子が使えなくなったら兄の体が心配です」と気をもんでおられました。
そこで私が施設と福祉用具事業者の間に立ち、スムーズに手続きが進むよう調整を図りました。普段その施設で利用実績のない事業者様だったため、ご本人様のお体に合った車椅子をそのまま持ち込めるよう、契約や搬入の流れをていねいに整えたのです。
また、第一希望であった宇治市内にある同系列の施設が当時は満室であったため、まずは受け入れ態勢の整った枚方市の系列施設へご入居いただき、宇治市の空室を待つという二段階の移動スケジュールをご提案いたしました。
重度介護の長期費用にどう備える?負担軽減制度と将来のセーフティネット
身体的なサポート体制や環境設定の目処が付いた一方で、妹様がもう一つ大きく悩まれていたのが「長期的な費用面」に関する問題でした。ご本人様は以前長くお仕事をされていましたが、現在の収入は年金が中心となっておりました。
手元の蓄えに一定の余力はあるものの、全介助が必要な重度介護での生活が長期間に及んだ場合、毎月の自己負担額が積み重なって資金が底をついてしまわないかという懸念をお持ちだったのです。
自己負担一時増への解説と高額介護サービス費制度の活用
さらに、介護保険の負担割合証の更新時期において、前年度の就労収入が参照されたことで一時的に自己負担割合が「1割」から「2割」へ引き上がってしまうという事態が発生いたしました。これにより毎月の持ち出し費用が増加し、妹様は大変困惑されておられました。
私はすぐに妹様へ制度の仕組みをわかりやすく解説いたしました。「前年の収入が反映されるための一時的な引き上げであり、現在は退職されているため次の更新時には再び1割負担に戻ります」とお伝えし、過度なご不安をやわらげました。
また、一時的に自己負担が増額した期間についても、介護費用の世帯上限額を超えた分が手元に戻ってくる「高額介護サービス費制度」の説明をいたしました。実際に一度お支払いいただいた後、還付を受ける手順を丁寧にお教えしたことで、費用面での実質的な負担を最小限に抑えることができました。
将来的な生活保護対応を見据えた施設側との協議
さらに将来的に手元の資金が減少し、年金収入のみとなった段階においては、スムーズに生活保護制度等の公的扶助へ移行できるよう、施設側ともあらかじめ協議を行いました。生活保護受給後も退去することなく住み続けられる受入承諾を施設から得ておくことで、将来にわたる永続的な「安心」を確保することができたのです。
※知っておきたい!この事例に出てくる介護・福祉の用語解説
今回の事例のように、急な事故による重度介護化や特殊機器の導入が必要になった際、知っておくと役立つ大切な用語をご紹介いたします。
【ブレスコール(呼吸・呼気式ナースコール)】
手足の麻痺や筋力低下により、一般的な押しボタン式のナースコールが押せない方のための介護用呼び出し装置です。マイクに向かって息を吹きかけたり、声を出すことでナースステーションへ通知できます。導入には施設側の設備互換性確認や専門的な工事が必要です。
【高額介護サービス費制度】
介護保険サービスを利用して支払った1か月の自己負担合計額が、所得に応じた上限額を超えた場合に、その超えた分が申請により払い戻される公的制度です。一時的な負担増や要介護度の重層化に伴う費用負担をやわらげるための重要なセーフティネットとなっています。
よくある質問(FAQ)
Q1. ブレスコールや音声操作機器などの特殊な設備は、どの施設でも持ち込みや設置工事ができますか?
A. 施設によって持ち込みや工事の可否判断は大きく異なります。通信環境の設定や設備工事の負担、ナースコールシステムとの互換性などの課題があるため、難色を示す施設も少なくありません。当センターでは事前に施設側と丁寧な交渉を行い、実際の設置例や協力体制をしっかりと確認した上で、受け入れ可能な施設をご提案いたします。
Q2. 頸髄損傷などで要介護5の重度障害がある場合、月額費用は高くなってしまいますか?
A. 要介護度が高くなると介護保険の自己負担額は増えますが、上限額を超えた分が払い戻される「高額介護サービス費制度」などの公的制度を活用することで、毎月の自己負担額を大きく抑えることが可能です。当センターではご本人様の年金や資産状況に合わせ、各種還元制度や将来的なセーフティネットも含めた無理のない資金計画をご案内しております。
「笑がおで介護紹介センター」がお手伝いできること
重度障害や特殊ニーズに応えるきめ細やかな環境調整
身体麻痺や特殊な医療・介護ケアが必要な場合でも、決して諦める必要はありません。私どもはご本人様の意思や個性を尊重し、音声操作機器の設置やブレスコールの導入工事など、難易度の高い環境調整にも親身になって施設側と粘り強く交渉・調整を行います。
将来を見据えた複雑な資金計画と公的制度の徹底フォロー
介護保険の負担割合変更や高額介護サービス費の還付申請手続き、さらには将来的な生活保護への移行を見据えた長期的な資金プランまで総合的にサポートします。お金や制度に関するご家族の疑問や不安をゼロにするため、専門職として分かりやすくサポートいたします。
担当相談員 濵﨑より、施設探しでお悩みのあなたに
突然の事故や病気によって「手足が動かなくなってしまった」「重い介護が必要になってしまった」という事態に直面すると、ご本人様はもちろん、支えるご家族様も「この先どうなってしまうのだろう」と強い絶望感や不安を抱え込まれることと思います。
しかし、たとえ体に障害が残ったとしても、適切なテクノロジーや人の温かなサポート、そして一人ひとりに寄り添う環境があれば、ご本人様らしい笑顔と尊厳を取り戻すことは十分に可能です。
私ども「笑がおで介護紹介センター」は、ただ施設をご紹介するだけではありません。
今回の事例のように、お客様の抱える複雑なニーズを深く理解し、医療と生活の楽しみを両立できる最適な施設を、徹底した情報収集ときめ細やかな調整力でご提案します。
ホームページには載っていない「生の情報」や長年の経験から培った交渉力、柔軟な発想であなたのお悩みにどこまでも寄り添います。
「もう無理だ」と諦める前に、まずは一度「笑がおで介護紹介センター」にご相談ください。
あなたの「正解」を一緒に見つけるお手伝いをさせていただきます。
この相談事例の担当相談員

笑がおで介護紹介センター/北摂エリア担当
相談員濵﨑(はまさき)
枚方市や宇治市をはじめとするエリアで、頸髄損傷や要介護5といった重度介護を抱える方とそのご家族に寄り添ったサポートを行っています。音声機器やブレスコールの導入交渉といった特殊な環境調整から、高額介護サービス費の申請や将来を見据えた生活保護対応まで、ご本人様が「自分らしく暮らせる住まい」を安心して選択できるよう全力を尽くします。
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