【相談事例】海外経験と失語症による意思疎通の悩みを解決!行政・身元保証連携で掴んだ新生活 :京都エリア 葛原相談員 vol.29

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【相談事例】海外経験と失語症による意思疎通の悩みを解決!行政・身元保証連携で掴んだ新生活 :京都エリア 葛原相談員 vol.29

※このコラムは約8分で読めます。

この記事と同じような状況でお悩みではありませんか?

  • 【関係性】 お一人暮らしの今後の生活についてご検討されている方や、担当の専門職の方
  • 【症状・医療】 脳梗塞の後遺症による失語症、コミュニケーションの難しさを抱えている
  • 【ご予算・エリア】 生活保護で入れる施設、大阪市およびその周辺エリア
  • 【緊急度】 医療機関からの退院期限が迫っており、ご自宅への復帰が困難な状況

30秒でわかる!この事例のあらすじ

脳梗塞を患い、退院後に一人で自宅へ戻ることが難しくなった70代の女性。若い頃に長年の海外生活経験があり、後遺症の失語症も重なって意思疎通に不安を抱えていらっしゃいました。さらに身寄りがおられず生活保護を受給されているなど、受け入れ先の調整が必要な状況でした。

一度は検討していた施設が体調変化による入院長期化で満室になってしまう状況もありましたが、私どもが関係機関と丁寧なすり合わせを重ね、迅速に新たな施設を提案。ご入居当日は車中で街の景色を穏やかに眺められ、温かいお住まいへと笑顔でお引っ越しを完了されたサポート事例です。

ご相談の背景

相談員葛原

脳梗塞の後遺症で失語症となり、日本語での意思疎通に不安を抱える70代女性のご相談。身寄りがなく生活保護を受給されている中、受け入れ可能な安心のお住まい探しをサポートしました。

ご入居者

  • 70歳代、女性、要介護1、歩行自立(脳梗塞後遺症による失語症あり)

ご相談者

  • 病院の医療ソーシャルワーカー様および地域包括支援センターの担当者様

相談時の状況

  • ご本人様は若い頃に約30年間にわたり海外で生活をされており、日常会話では外国語のほうが馴染み深いという背景をお持ちでした。
  • 脳梗塞を発症して失語症が残り、日本語での意思疎通が一段と難しくなってしまいました。ご自宅への復帰は困難であり、身寄りがなく生活保護を受給されていることから、専門職の皆様も受け入れ可能な施設探しに苦慮されていました。

ご要望・条件

  • 【立地・環境】エリアにこだわりはなく、安心して暮らせる環境を最優先
  • 【介護・医療面】失語症や意思疎通の難しさに理解があり、温かく見守ってくれる体制
  • 【ご予算】生活保護費の基準内で収まる月額費用
  • 【サポート体制】身元保証の調整や行政手続きを同時に進めて欲しい

言葉を伝えるもどかしさのなかで。心を通わせ見つめ直す安心の住まい

相談員葛原

長年の海外生活経験から言葉の伝えにくさがあり、失語症も重なって在宅生活が困難に。丁寧な対話で意向を汲み取り、安心して暮らせる住まい探しを開始しました。

ご本人様は非常に聡明な方で、若かりし頃に渡航されて以来、長い年月を海外で過ごしてこられました。そのため、日本へご帰国されてからも日常会話の中で「日本語での気持ちの伝えにくさ」を少し感じられる場面がおありでした。

そこへ脳梗塞という突然の病が襲いかかります。一命は取りとめたものの後遺症として失語症が残り、ご自身の想いを言葉にして伝えることが一層難しくなられました。言葉が上手く出てこないもどかしさから、入院初期には病院のスタッフ様に対して強い戸惑いや葛藤を見せられる場面もありました。

非言語コミュニケーションで見えた温かなお人柄

しかし、丁寧な身振り手振りやゆっくりとした語りかけを行えば、相手の言わんとすることをしっかりと理解される心優しさを持っていらっしゃいます。

安全面から在宅での一人暮らしは限界を迎えており、意思疎通の難しさに配慮してくれる安心の住まいを見つけることが急務となっていました。

体調変化による計画の白紙化。退院期限が迫るなかでの新たな決意

相談員葛原

一度は施設の内諾を得たものの、急な体調変化による入院長期化で計画が白紙に。退院期限が迫る窮地でも諦めず、新たな居場所探しに迅速に動きました。

最初からすべてが順調に進んだわけではありません。早期に動き、滋賀県の施設から受け入れの内諾を得て具体的に準備を進めていた矢先のこと。引っ越しの直前になって、ご本人様の体調が急変してしまいます。下血が続いて追加の検査と治療が必要になり、ご入居は一時中断となりました。

体調の回復を待つ間に見込んでいた施設の空室は埋まり、計画は一度白紙に戻ってしまったのです。

退院期限が迫る中での迅速な再提案

病院からの退院期限が着々と近づくなか、医療機関側からも次の一手として転院の可能性が提示される状況になりました。

しかし、ここで諦めるわけにはいきません。「何としてもご本人様が安心して暮らせる居場所を、期限までにお探しする」と強く心に誓い、新たな提案に向けてスピーディーに動き出しました。

丁寧な情報共有とすり合わせ。身寄りのない不安を解消した受入体制

相談員葛原

身元保証会社や生活保護課と密に連携し、身寄りのない不安や手続きの壁を解消。柔軟な受け入れ体制を持つ施設へアプローチし受入承諾を獲得しました。

身寄りがおられないご本人様にとって、立ち塞がったのが「身元保証の確保」と「生活保護手続き」というふたつの大きな壁でした。一般的な老人ホームでは身元保証人を求められることが多く、受け入れ先が限定されやすいのが実情です。

そこで私は、身元保証サービスを提供する会社の担当者様と細やかに連携を取り、保証契約の準備をスピーディーに進めていきました。同時に生活保護課の担当者様とも協議を重ねて、制度の枠組みの中で確実に受け入れてもらえる環境を整えていきます。

連携ネットワークを駆使した施設マッチング

既存の枠だけに囚われず、積み上げてきたネットワークをフルに活用しながら、受け入れ体制が柔軟な大阪市内の住宅型有料老人ホームへアプローチを開始いたしました。

施設側もご本人様の失語症の状況やこれまでの背景を受け止めてくださり、身元保証会社との連携を前提に、スムーズな受入受諾をいただくことができたのです。

晴れやかな表情で向かう新生活。車中で見せたドライブを楽しむ笑顔

相談員葛原

前日に荷物整理を行い、当日は車中で穏やかに景色を楽しみながら移動。温かいスタッフに迎えられ、不安なく新しいお部屋で晴れやかな新生活を開始されました。

調整が完了した後は、まさにトントン拍子で準備が整っていきました。入居前日には、ご本人様が暮らしていたアパートへ病院関係者様や保護課の担当者様と共に向かい、必要な荷物の選定と運び出しを私自身の手でお手伝いいたしました。

そして入居当日の朝、病院へお迎えに伺いました。私の車に乗っていただく際も、ご本人様は身軽にスッと乗車され、新しい生活への期待を感じさせてくださったのが非常に印象に残っています。

穏やかな移動時間と温かい出迎え

施設へ向かう車中、ご本人様は終始穏やかなご様子でした。言葉こそ多くはありませんでしたが、車窓から見える街並みや空の景色をじっと眺められ、まるでドライブ旅行を楽しんでいるかのような生き生きとした表情を見せてくださいました。

到着すると、スタッフの皆さんが笑顔で温かく出迎えてくださり、お荷物の搬入も快く手伝っていただいてスムーズにバトンタッチが完了したのです。

ご本人様は不安な素振りを一切見せることなく、すんなりと新しいお部屋へと馴染んでいかれました。その晴れやかな後ろ姿を見送ったとき、諦めずにお手伝いできて本当によかったと、心から嬉しさを実感した瞬間でした。

※知っておきたい!この事例に出てくる介護・福祉の用語解説

相談員葛原

今回の事例に関連する「失語症」と「身元保証サービス」について、専門用語の意味やサポート範囲を分かりやすく解説します。

失語症(しつごしょう)

脳梗塞や脳出血などにより、言語をつかさどる脳の領域がダメージを受けることで、「話す」「聞く」「読む」「書く」といった言語機能が低下する障害です。知的な能力が失われたわけではないため、本人の気持ちに寄り添った非言語コミュニケーションが重要となります。

身元保証サービス

頼れる親族がいない高齢者に対し、民間団体や民間の事業者が連帯保証人や身元引受人としての役割を代行する仕組みです。施設入居時の保証だけでなく、緊急時の駆けつけや亡くなられた際の死後事務などを幅広くサポートします。

「笑がおで介護紹介センター」がお手伝いできること

相談員葛原

身元保証や行政連携、急な計画変更への柔軟な再提案、荷物整理から移動同乗まで、お客様のお困りごとに寄り添い徹底的にサポートいたします。

単身・身寄りなし事例における身元保証会社や行政との強力な連携力

ご身寄りのない方の施設探しでは、身元保証の確保と生活保護手続きの壁が立ちはだかります。私どもは各種保証法人や自治体の福祉課と日頃から信頼関係を築いており、複雑な権利関係の整理や保証人不在の課題を迅速にクリアするノウハウを蓄積しています。

体調変化や退院期限に合わせたスピード感ある柔軟な再提案力

入院期間の延長によって予定していた施設が満室になってしまった場合でも、決して諦めることはありません。関西エリア全域の情報を網羅しているため、ご本人様の要介護度や心身状態の変化に合わせた最適な代替案を即座に再構築いたします。

荷物の整理から当日の移動まで寄り添う一人称の現場サポート

単に施設をご案内して終わりではなく、ご自宅からの必要なお荷物の搬出作業や、当日の移送手配・同乗サポートまで親身になって対応いたします。ご本人様が移動中の車内でも不安を感じないよう、細やかな声かけと配慮を徹底しています。

担当相談員 葛原より、施設探しでお悩みのあなたに

相談員葛原

意思疎通の難しさやご家族不在でお悩みの方も諦めずにご相談ください。お一人おひとりの人生に寄り添い、心地よい住まいを共に見つけ出します。

言葉がうまく伝えられなかったり、頼れるご家族が近くにおられなかったりしても、決して一人で抱え込む必要はありません。お一人おひとりが積み重ねてこられた大切な人生の歩みを尊重し、最も心地よく過ごせる環境をご提案することが私の使命です。

どんなに条件が厳しく見えても、丁寧に対話を重ねていけば必ず道は開けます。制度の壁や急な退院期限でお困りの際は、どうぞお気軽に声をかけてください。

私ども「笑がおで介護紹介センター」は、ただ施設をご紹介するだけではありません。

今回の事例のように、お客様の抱える複雑なお悩みを整理し、医療面や生活の安心を両立できる最適な施設を、丁寧な調整と確かな情報収集でご案内いたします。

ホームページだけでは分からない現場の生の情報や経験豊富な提案力で、あなたのお悩みに寄り添います。

「もう無理だ」と諦める前に、まずは一度「笑がおで介護紹介センター」にご相談ください。あなたの「正解」を一緒に見つけるお手伝いをさせていただきます。

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この相談事例の担当相談員

相談員葛原

笑がおで介護紹介センター/京都エリア担当
相談員葛原(くずはら)

京都エリアを担当する葛原です。失語症や身寄りがないなど、複雑で困難なご相談にも諦めず、関係機関や身元保証会社と連携してご本人に最適な住まいをご提案いたします。お気軽にご相談ください。

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