【相談事例】多重介護で限界の長男を救う。夫婦同時入居で叶えた家族の再生:京都エリア 葛原相談員 vol.22

介護が必要な親を施設へ、と考えたとき、真っ先に頭をよぎるのは費用の問題ではないでしょうか。特にご夫婦揃っての入居となると、家計への負担は計り知れません。今回は、ご自身のご両親だけでなく、義理のご両親の介護も重なり、心身ともに極限状態にあったご長男様からのご相談です。公的な制度と専門的な施設選びを組み合わせることで、重度の要介護状態にあるお母様と、認知症を抱えるお父様が揃って安心して暮らせる場所を見つけた事例の紹介です。
ご相談の背景
ご入居者 |
|
|---|---|
ご相談者 |
|
相談時の状況 |
|
ご要望・条件 |
|
限界を迎えた多重介護。専門的な知見で見出した新たな選択肢
2.1 当初は1人だけの入居予定。隠れたニーズを引き出す
最初にお話を伺った際、ご長男様は「母だけでもなんとか施設に入れないか」と、消え入りそうな声で相談されました。お母様は要介護5で寝たきり、毎日3回のインスリン注射と褥瘡のケアが必要です。ご長男様の経済状況から、月額費用12万円程度で受け入れ可能な施設を探していましたが、私はお話を伺う中で、問題はそれだけではないと直感しました。
お父様は要支援1ですが、認知症の症状が進んでおり、杖を使って歩く際も後ろにひっくり返りそうになるなど目が離せない状況だったのです。ご長男様は、実の両親と義理の両親、合わせて4人の高齢者を背負おうとしていました。私は「このままではご長男様が共倒れになってしまう」と強く危惧し、お母様だけでなく、お父様も一緒に公的な制度を活用して施設へ入る道を提案しました。
2.2 行政への相談と、医療体制が整った施設への申し込み
経済的な不安が強い場合、自治体の福祉制度を適切に活用することが家族を守る鍵となります。私は、精神的に疲れ切っていたご長男様に寄り添い、共に行政窓口へ足を運びました。複雑な家庭状況を丁寧に説明し、制度の適用がスムーズに進むようサポート。同時並行で、低予算ながらも手厚いケアが可能な住宅型有料老人ホームを厳選しました。
選定した施設は医療特化型の側面を持ち、インスリン処置や褥瘡の管理に豊富な実績があります。運営会社の社長に直接、ご夫婦での入居を打診し、制度利用を前提とした受け入れを快諾していただきました。
お母様の重度介護と、お父様の認知症による見守り、その両方をカバーできる体制が整っていたことが決定打となりました。空室状況も幸いし、お二人が隣同士のお部屋で過ごせる環境を確保することができました。
※褥瘡(じょくそう)とは
長時間同じ姿勢で寝ていることで皮膚が圧迫され、血流が悪くなって組織が死んでしまう床ずれのことです。要介護5で寝たきりの方は特にリスクが高く、施設選びでは数時間ごとの体位変換や、専門的な軟膏処置、清潔保持ができる看護・介護体制があるかが非常に重要になります。褥瘡が悪化すると全身の感染症を引き起こす恐れもあるため、医療連携がスムーズな施設を選ぶことが不可欠です。
家族の笑顔を取り戻す。入居後に訪れた心の安らぎ
入居が決まった際、ご長男様の表情には、それまで見られなかった安堵の色が浮かんでいました。一時は限界まで追い詰められていた方が、前向きにこれからの生活を語れるようになったことは、私にとっても大きな喜びでした。
お父様とお母様は、施設での新しい生活をスタートさせました。お母様は専門的な医療ケアを受けながら、清潔な環境で穏やかに過ごされています。お父様も、スタッフの見守りがある中で安全に生活でき、何より「隣の部屋に妻がいる」という安心感が、認知症の症状の安定にもつながっているようです。
ご長男様からは「葛原さんに相談していなければ、今頃どうなっていたかわかりません。両親だけでなく、私の心まで救っていただきました」という、本当に有り難いお言葉をいただきました。多重介護という、出口の見えないトンネルの中にいたご家族が、プロの視点と公的な支援を組み合わせることで、再び自分たちの人生を取り戻したのです。
「笑がおで介護紹介センター」がお手伝いできること
家族の心身の健康を優先したトータル提案
私たちは単に条件に合う施設をリストアップするだけではありません。ご家族が抱える背景や、ご本人も気づいていない潜在的なリスクを丁寧に汲み取ります。今回のように、ご相談者の精神的な疲弊をいち早く察知し、共倒れを防ぐための最善策を提示することが私たちの使命です。
複雑な行政窓口への相談同行と調整
経済的な理由で施設入居を諦めかけている方に対し、私たちは行政との橋渡し役を担います。専門的な知見から現在の状況を正しく行政に伝えることで、利用可能な制度の申請がスムーズに進むようサポートいたします。ご家族だけで抱え込まず、プロの力を頼ってください。
高度な医療ニーズへの迅速なマッチング
インスリン、褥瘡、経鼻経管栄養など、医療的ケアが必要な方の施設選びには深い専門知識が求められます。各施設の実際の看護体制や、特定疾患への対応実績など、表に出にくい生の情報をもとに、安心してお任せできる施設をスピーディーにご提案します。
担当相談員 葛原より、施設探しでお悩みのあなたに
介護の悩みは、時に人を孤独にし、正常な判断を奪ってしまうことがあります。「自分が頑張らなければ」と無理を重ねる前に、まずは私たちにその重荷を預けてみてください。公的な制度を活用し、プロの手を借りることは、決して恥ずかしいことではなく、家族全員が幸せになるための賢明な選択です。
私たち「笑がおで介護紹介センター」は、ただ施設をご紹介するだけではありません。
今回の事例のように、お客様の抱える複雑なニーズを深く理解し、医療と生活の楽しみを両立できる最適な施設を、豊富な施設情報の中から、ご家族の状況に合わせた細やかな調整を行うことでご提案いたします。
ホームページには載っていない「各施設のリアルな情報」を基に、これまでの経験を活かした柔軟なご提案で、あなたのお悩みを解消へと導きます。
「もう無理だ」と諦める前に、まずは一度「笑がおで介護紹介センター」にご相談ください。あなたの「正解」を一緒に見つけるお手伝いをさせていただきます。
この相談事例の担当相談員

笑がおで介護紹介センター/京都エリア担当
相談員葛原(くずはら)
多重介護に悩むご家族の心に寄り添い、行政との連携や施設への粘り強い交渉で、夫婦同時入居という最善の解決策を導き出しました。豊富な知識とフットワークの軽さで、困難なケースも笑顔へと変える頼れる相談員です。
この記事の関連記事
-
【相談事例】施設の費用負担が限界!料金を抑え利便性も妥協しない施設提案:堺エリア D相談員 vol.24
-
【相談事例】要介護2・腰痛で独居が困難なお父様。職場と自宅の中間にある施設で頻繁な面会を実現:堺エリア 奥田相談員 vol.24
-
【相談事例】要介護4の母のリハビリと予算問題を両方解決!京都府南部で探す有料老人ホーム:京都エリア 角谷相談員 vol.24
-
【相談事例】慢性心不全で独居が困難な80歳代女性、家族の近隣で24時間看護体制の介護施設へ:京都エリア 中尾相談員 vol.24
-
【相談事例】夫婦の生活を守る選択。予算月額12万円で探す医療連携の老人ホーム:京都エリア 葛原相談員 vol.24
-
【相談事例】介護1で人工関節の父が安心できる施設。急遽の老健退所から家族の通いやすさを最優先した施設選び:奈良エリア O相談員 vol.23

0120-177-250

